【現在進行形就活体験記】再面接への道のり①
結果は「保留」だった。
すなわち、再面接。
私はこの結果に、納得半分、残念半分。
ただ、今の私にふさわしい評価、そう捉えることができている。
評価だけ見れば、再面接というのは決して良いものではない。
私も、できれば通過して最終面接に行きたかった、それが本音ではある。
ただ、これは私にとって良い機会だ、と考えている自分がいる。
再面接になった理由は「(特に負の側面の)業務に対する理解の解像度不足」だった。
面接で投げかけられた質問や、私の答えに対するお話が印象に残っている。
私には全くない視点からの質問やお話だった。
私は、今まで理想を高く持っていたからこそ頑張ってこれた、と思っている。
だからこそ、その理想の高さがあだとなる瞬間があることに気づけていなかった。
先の日記にあった「私の考えが更新されていく」瞬間は、これだった。
ただ、この質問に対して、結局面接時間内に自分の考えをまとめ、原体験をもとに相手を納得させることはできなかった。
その結果が、保留だ。
「新たな社員との面談や、リクルーター面談を通して、業務の大変なところ(特に価値観の違う相手とのかかわりで起こる困難さ)をしっかりイメージして理解したうえで、それを経験する意味や意義を考えてきてください。それを面接でまた教えてください。」
ということだった。
再面接という評価のその後
今日はその社員面談の日だった。
面談をしてくださった方から、こんなことを言われた。
私は少し考えながらも、こう答えていた。
私は、少し自分の言葉に驚きながらも、それは全く嘘ではなく、寧ろこう答えた自分が少し誇らしかった。
ああ、私は今、保留という評価を受け入れられている。
乗り越えようとしている。
再面接に向けての今の気持ち
今が踏ん張り時だ、と思う。
仕事をしてつらいことなんか山ほどあるだろう。
それを鮮明にイメージしてもなお、やりたい、挑戦したいと心から思える仕事に就きたいし、そうじゃない仕事に就いたら私はすぐやめてしまう、と思っている。
だから、それを見抜いて(不合格ではなく)再面接という評価にして社員面談などを設定してくれた面接官には、こんな機会をくれてありがとう、の気持ちでいっぱいだ。
過大評価、都合の良い解釈だとしても、そう思いたい。
私なら、面接官のその期待に応えられるはずだ。
やってやろうじゃあないか。
それに、業務の大変なところをひたすら聞けるのはとても貴重な機会だ。
私のために、そこまでしてもらえるのは、本当にすごいことだと思う。
私の仕事に対するイメージは、こうやって、地に足ついた、日常と地続きのものになっていくんだな。
またね~。