僕をいじめたあの人が。
中学・高校は、学年が30人もいないような学校で、みんなが何となくつながっていた。
その関係は切りたくても切れないものだった。
だから、その人の嫌なところもたくさん見たけど、その分いいところもたくさん知れたように思う。
でも大学に入って、人間関係が自由になって、そんなディープな関係も少なくなってしまった。
指先1つで関係をぴしゃっと閉じられてしまったこともある。
あの時LINEで送られてきた一言は、今でも私の心の中にあって、時々顔を出して、私を苦しめている。
それでも、今、その出来事やその人のことを思い出しながら願うことは、この歌詞溜めにあるような言葉だと思う。
例え何をされても、何を言われても、その人も私も、等しく暖かなベッドですやすやと寝ることができたら、それを願うことができたら、それが私にとっての安寧かもしれないな、と考えるなど。