あなたは、ピュアです。
と、言われた。
10月1日は内定式だった。
私の同期は2人、すなわち来年度の入社予定者は3人。
内定式の中で、社長は、私たち内定者1人1人に対する印象を挙げた上で、そんな個性を持つあなたたちが入社したとき、あなたたち同士の掛け合いや、あなたたちと社員との掛け合いが起こり、組織(会社)が変化していくことが楽しみだ、とおっしゃっていた。
そのお話の中で出てきた、社長が私に対して抱いていた印象が「ピュア」というわけだ。
社長曰く、人生の選択に「ピュア」な一面が表れているらしい。
打算とか、そういうものではなく、純粋にときめく方へ行く様が「ピュア」だなあと思った、と。
私は「自分、ピュアだなあ。」と思ったことがないし、寧ろピュアって自分にはあまり縁のない言葉だと思っていた。
だから、いきなり「ピュア」という言葉が出てきて驚いた。
「私ってピュアかな?」と過去を振り返ってみた。
例えば、フィリピンへボランティアに行く、という人生の選択。
理由は「国際協力って何か知りたい」「自分にできることが知りたい」という純粋な興味や、将来の目標をまっすぐ見据えて今やれることをやりたい、という気持ちだったと思う。
例えば、面白い社長がベトナムで事業してるからベトナム行く!という人生の選択。
理由は「社長のビジネスに対する考え方や取り組み方が知りたい」という純粋な興味関心。
確かに、私の原動力や動機、物事の始まり、人生の岐路に立たされた時の選択理由などは、「知りたい」「やってみたい(やりたい)」という純粋な(=ピュアな)ものが多いかもしれない。
私の根っこにピュアがある。
これは私の中になかった「私」の解釈だ。
新鮮な発見だ!
社長はこうも言っていた。
「あなたのピュアさは、力になります。」
ピュアさが力になる!
自分自身を振り返ってみると、「知りたい」「やりたい」みたいな感じでビビビッときた自分の気持ちに正直に何かを選んだり始めたりしたとき、とても頑張れていたように思う。
自分がやりたいと思った理由、原点に立ち返ることでモチベーションを保てるからだ。
私はピュアに立ち返ることで頑張れていたんだ。
私の力の源が、自分自身の中にあるピュアな心の動き、ピュアな感情、ということだろう。
私は、何かを始めたり選択する時、ワクワクするといった直感、そういうポジティブな心の動きをとても大切にしているし、それが原点にある時に力を発揮してきた。
今までは、ワクワクを大切にしたい、といった抽象的な想いだったけれど、ピュア、という単語を掘り下げることで、また少し自分に対する解像度が上がった気がする。
入社したら、こういうフィードバックをたくさんいただけるのかな~、なんて考えて、また入社がひとつ楽しみになりました。
ワクワク、いい兆し!
またね!
余談:文章を読むと起こる、ピュアのゲシュタルト崩壊!