【勇気】現在進行形、就活体験記
最近立て続けに面接を受けている。
その中で学んだことを、少しまとめておきたくて。
以前ブログを読んでくださった方に言われたことがある、小説のような文章だと、私はそれが純粋にうれしかったし、向こうも誉め言葉としてそれを言ってくれたと思っている。
でもそれが、就活においてはマイナスに働いている。
私は、自分を良く見せたい。
苦しいこと、悲しいこと、それすらもよく見せたくて、だから小説のような表現を使って美化することでしか、相手に届けられない。
でもそれじゃあ、私の何も、相手に伝わってないんだな。
とある面接で言われた。
「具体的な苦労話を聞くことで、こちらはどのくらいの負荷がかかっても大丈夫か、とかを想像するんだよ」
私は、その時、思ってしまった。
「就活のテクニックなんて、くそくらえだ!」
でも、その後受けた面接では、何も改善しないまま、不合格になってしまった。
志望度が高かった企業だったので、すごく悲しかった。
面接では自分の伝えたいことを伝えられたと思うし、向こうもきちんと聞いてくれていたように思った。
面接ではマッチング度合いを見ている、という売り文句にも惹かれていた。
だからこそ、マッチしなかった、という事実を突きつけられている気がして、苦しい。
何で落ちたか、理由は少し、わかっている。
私の話が抽象的だったからだ。
過去の魅せ方が、抽象的だからだ。
本当はその昔、面接で話したような、綺麗なことを考えていなかった。
もっとどす黒い感情に支配されたり、それを隠して笑っていたりした。
それでも前に進んだ。
生きてきた。
そして今の私がある。
それが先に出てきた「苦労感」であったり「生々しさ」なのだろう。
私は変わる。
変わりたい。
私の全てを曝け出して、生々しい体験を、生々しい言葉で語り、それでもなお魅力的な人でありたい。
でも、面接で合格するためのテクニックとして、ではないって、思いたい。
私をもっと知ってもらいたい。
知ってもらった上で、選んでほしい。
心の底から納得してほしい。
自信をもって、私を指名してほしい。
そんな、就活で抱いていいのかわからない、気持ちがある。
これが等身大の、本当の私の気持ちだと思う。
分かってもらう努力を惜しまない。
そんな気持ちで面接に臨んでいきたい。
私の言葉で、私の魅力を最大限伝えるために、
自分を曝け出す勇気を。
またね。