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高難度曲のAJの出し方

この記事はPUC Advent Calendar 2022 ①の2日目の記事となっています。

R2です、CHUNITHMなどやってます(自己紹介)

MASTER・ULTIMAの未AJが6まで減ったので、高難度譜面のAJを取るときの私のやり方について話したいと思います。

記事の内容は私のやり方であって、このやり方を真似すれば確実にAJが出るわけでないことにご留意ください。あくまでも参考程度に。

1.前提条件

タプスラを通すのが前提条件の曲

前提として、AJを狙う譜面はハイスコアがSSS以上でかつ、2〜3回やった程度ではAJが出ない譜面であるとします。(本記事5.2も参考にしてください)

また、AJを狙う譜面は予め決めておきましょう。ゲーセンに行く前にある程度準備をする必要があるためです。

そして、プレイヤーは課題曲を粘着する覚悟をしてください。今回紹介する方法を実践するための前提条件となっています。

2.事前準備をしよう

実際にゲーセンに行く前に、ある程度準備しておくことで、結果的にAJまでにかかる時間が短くなる場合があります。やるべきことは3つです。

2.1.譜面を見よう

譜面を見ると異常な配置に気づく

できれば譜面確認動画を、不可能なら画像でも良いので譜面を見ましょう。どのような譜面が降ってくるか、大まかにでも把握しておくだけで実戦でのパフォーマンスが大きく変わります。

ちなみに、低難度の理論値やAJ埋めをするときにも、予め譜面保管所の画像を眺めるだけでかなり勝率が変わってきます。お試しあれ。

2.2.難所を抑えよう

難所の例

次に、自分ができそうな場所と、できなさそうな場所はどこかを簡単に考えましょう。

「できないならAJなんて無理じゃん」と考えがちですが、対策無しでは無理というだけで、しっかりと難所に向き合うことで必ずAJに近づきます。

2.3.運指を組もう

とりあえず運指を組んでみよう

2.2で難所と判定した配置について、軽く運指を組みましょう。「譜面確認して押せそうだと思った配置が実際には押せない」なんてことはザラですが、逆はほぼあり得ないと言ってよいです。

なんとか捌く練習をするか、理論上AJ通過できる運指を組んでおきましょう。仮に運指が失敗しても、PDCAサイクルを1回分の効果があります。

なお、この段階でのエアプレイは練習として有効ですが、過剰に行うと癖の原因となるのでバランスを加味して実施するとよいと思います。

3.ゲーセンに行こう

いよいよ課題曲を詰めていきますが、AJが出るまでの時間はPDCAサイクルをいかに効率よくまわせるかにかかっています。

すなわち、基本は以下の3.1〜3.3をひたすら繰り返し続けていくことになります。AJが出るまで、サイクルから逃げないことがコツです。

3.1.課題曲をプレイしよう(D)

課題曲をプレイする人間の例

自分が組んだ運指を実際に使って、できるだけ集中して課題曲をプレイしましょう。プレイ中は、とにかく組んだ運指を正確に実行することだけを考えましょう。

AJが出たら目標達成です、おめでとうございます!

3.2.プレイ結果を考察しよう(C)

動画を撮ってミスの原因を考えよう

これが一番重要です。プレイ中に出してしまった全てのアタミスについて、理由をよく考えて下さい。

特に、理由の分からないアタミスを決して放置しないようにしましょう。謎のアタミスを放置したまま粘着してもAJ出来るわけありません。

単に運指を間違えたのか、想定外の巻き込みか、押す場所を間違えているのか、より複雑な要因が絡んでいるのか、可能な限り考察してください。

どうしても分からない場合は動画を撮るか、誰かに相談しましょう。それほどまでに、アタミスの原因を知ることは大切です。

3.3.運指を改善しよう(A&P)

運指を記録しておくと役に立つかも?

3.2で集めた情報をもとに、運指の再構築を行っていきます。なお、意識の変化も運指の一部であることに注意してください。ここでは、利用頻度の高い改善の例をいくつか挙げます。

・ノーツを取る指、或いは手の形を変える
・ノーツの境目、或いは手を置く場所を意識
・リズムの読み替え(餡蜜など)
・速め、遅め等の意識
・拍ごとに分割する意識

細かいものを挙げればキリがないので、これぐらいにしておきますが、一つ言えるのは「最適な運指は変化する」ということです。

一度決めた運指だからといって固執せず、自分の状態に合わせて柔軟に運指を変えましょう。人間ですから癖は付きます。

大切なのは、癖が付くことに怯まないことです。私たちは癖を破壊することができます。そのために、運指の改善が有効なのです。

4.粘着の続け方

たまに、私のことをメンタルが強い、或いは粘着力のある人間だと評価してくれる人がいます。

まぁ実際粘着力はあると思いますが、特別なことをしているというより、考え方の問題な気がします。

4.0.諦めなければいつか出る

300回以上プレイした結果のAJ

見出しの通り、私の考え方の基盤となる部分です。

諦めなければいつか出ます、粘着を続けましょう。

極端な話、勝率が1%しかなくても、100回やれば63%、300回やれば95%の確率でAJは出ます。無限にやればAJが出る確率は1に収束します。

加えて、粘着中の成長で勝率はどんどん上がっていきますから、実際はもっと出ます。

私が口癖のように「いつか出る」と話すのは、自分を励ますためでもありますが、それが事実だからでもあります。

ここで、私は不老不死で無限の100円玉を持ち、CHUNITHMは故障しないとします。

4.1.1アタ・1ミスの捉え方

私の人生史上最悪の1ミスリザルト

プレイの結果、1アタ・1ミスが出ると粘着する気がなくなってしまうこと、ありませんか?

ここで粘着をやめてしまうことほど勿体ないことはありません。粘着を続けましょう。

そのスコアは最もAJに近く、プレイヤーの調子が良いことを示しています。突発で出たならともかく、粘着すると決めた状態で出したなら、むしろ安定感があることを喜んでよいです。

そもそも余程運が良くないと、1アタ・1ミスを踏まずにAJがいきなり出たりはしません。

4.2.噛み合わないとき

噛み合い待ち譜面

難所以外のどこかでポロっとアタミスが出て、そのまま難所を通過して悔しいリザルトになった経験、あると思います。

丁寧に運指の改善をして、粘着を続けましょう。

難所でないからと侮ることなかれ、自分が失敗した事実を受け入れて原因を見つけましょう。

一箇所ずつ安定感を高めていけば、いずれしょうもないアタミスは出なくなります。

4.3.AJ通過中だけ難所で散る

難所で散る人間の図

調子が良いときに限って、緊張して難所(或いは道中)で散ることもあると思います。

そういうもんです。粘着を続けましょう。

そりゃ人間ですから緊張します、私もします。緊張したら失敗します、そりゃそう。

これに関してはとにかく回数を積みましょう。10回、20回と難所で散っていると、そのうち難所までAJ通過してもそんなに緊張しなくなります。

あとは、緊張を見越して運指をより単純なものにするのも良いと思います。

4.4.(メンタルが)疲れた

同じ曲ばかりで飽きてしまったり、精神的に辛くなったりすることもあるでしょう。

関係ありません、粘着を続けましょう。

強いて言えば、CHUNITHMが嫌いになるとマズいので、そのラインギリギリを攻めましょう。

4.5.(身体が)疲れた

疲れてAIRが光らなくなったり、直前までできていた動きができなくなったりすることもあります。

できる限りは、粘着を続けましょう。

しかし物理的な問題なので、明らかにパフォーマンスが落ちているなら帰宅するのが賢明でしょう。

また明日以降、挑戦しましょう。

5.その他

私が高難度のAJを狙うときに意識していることのうち、書きそびれたことについて軽く触れます。

5.1.捨てゲーについて

捨てゲーするべきか否かは人によって意見が分かれるところですが、私はできるだけやめた方が良いと考えています。

失敗しても曲の終了まで集中してプレイする癖をつけましょう。

最後までアタミスが出なかった場合
→自分の安定感の証明となってハッピー

最後までのどこかでアタミスを出した場合
→新たな運指改善の足掛かりとなってハッピー

どちらの場合も、損することはありません。

捨てゲーをするなら、運指が完全に完成していて改善の余地がなく、かつ序盤で失敗した場合のみにする方が無難だと思います。

5.2.地力不足

身の程を弁えると、どんな配置が押せてどんな配置が押せないかは分かってきます。

もしSSSを取れていても、明らかに押せない配置や勝率の低すぎる配置が多い曲は、AJを狙うのに適しているとは言えません。

どうしても出したい曲の場合は、難所を押す専用の練習をするか、特殊な運指を組むなどで対策することもできますが、割とリソースを消費します。

志を高く持つのは大切ですが、あまり無茶なAJ狙いをして結局出ずに終わると、CHUNITHMのモチベに関わるので気をつけましょう。

5.3.体調管理

食事をしてカロリーを得ましょう。

入浴をして血行をよくしましょう。

睡眠をして寝不足を防ぎましょう。

課題をして焦燥感を潰しましょう。

6.まとめ



粘着を続けましょう。

粘着を続けましょう。

粘着を続けましょう。



おしまい

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