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不動産エージェントと仲介業者の違いって?

こんにちは!
都内で不動産エージェントとして働いています。
私が考える不動産ハックをみなさまにも。

本日は不動産エージェントと仲介業者の大きな違いを2つにわけてまとめていきます。

物件購入や賃貸での引っ越しを考えるときに
相談のしやすさや
安心感の観点でも大手の仲介に相談することが多いかもしれませんが
このnoteをきっかけに不動産エージェントという存在にも
関心をもって頂けましたらうれしいです。


※あくまで1つの考え方であり
会社や個人によっては書いてある内容とは違う場合もありますので
その点ご理解いただけますと幸いです。

※不動産エージェントにも様々な働き方があるため
あくまで私の働き方を今回は綴っております。


01 利益構造の違い

不動産エージェントと仲介業者の大きな違いは利益構造にあります。

不動産エージェントは「顧客最大化」が最も重要であるのに対し
仲介業者は「会社の売り上げ最大化」が重要となります。

不動産エージェントの反響経路としては
はSUUMOなどのポータルサイトからではなく
顧客の方や顧客の方のご紹介となるため
他の方をご紹介いただけるようなサービスを提供することが出来るかが重要となります。
信頼いただくためにも即レスを心がけており
(会社に属しておらず営業時間などが明確にないという理由も大きいですが)
土日や営業時間など関係なく連絡をとったりすることも可能なため
お客様はタイムリーに懸念点などを解消することが可能です。

一方で、仲介業者は
紹介というよりはポータルサイト経由の顧客の方が多いかつ、
会社や個人の売り上げ目標を抱えているケースが多いため
紹介いただくための動きというよりは
目の前のお客様での売り上げを最大化するためのアクションをとります。

目標達成が重要になるため
月内の契約を迫ったり、一人の顧客に対して、売り上げを最大化しようと
しばしば顧客との情報の非対称性を活用して儲けようとしたりするケースも見受けられます。
※ADあり物件の仲介手数料請求、諸費用の積み増し、在庫隠しなど
(もちろんこれは担当者次第でみんながみんなそうという訳でないです)



その他にも、不動産エージェントは副業もしくは個人事業主の形態のため、大きな店舗などを持つ必要がない
かつ紹介制のため広告費が不要なため
お客様から無理に利益を搾取することはなく、必要最低限の費用で契約までが可能ですが

一方で仲介業者はお客様に来ていただきやすいような店舗を構えたり
知っていただくために広告を出稿したり営業以外のコストが大きいため
そのコスト分も稼がなければならないという違いもあります。

02 担当制度の違い

不動産エージェントは「人」に対して相談をいただくのに対し
仲介業者は「物件ありき」で相談いただく流れとなります。

具体的には、あなたに担当の不動産エージェントがいるとしたら
どんな物件であってもその人に相談すると思いますが
いない場合は物件ありきで希望物件に問い合わせをし
仲介業者がついてくれる流れになりますよね。

仕組みとして
不動産エージェントは副業もしくは個人事業主の形態のため、
一度自身のエージェントを見つけることが出来れば
生涯不動産のことを相談できる窓口を持つことが出来ますが

一方で仲介業者はあくまで1会社となるため
退職や異動などで担当が変わることがしばしばありますし
あくまで物件ありきでポータルサイトから来てくれたお客様の対応をするため過去契約してくれた方を裏を覚えている人は少ないのではないでしょうか。
(そんな背景もあり、お客様を紹介いただく必要もないので目の前の顧客での売上を最大化しがちな側面もあるように感じます)



不動産エージェントとして仕事をしていても
何度か関わらせていただくことで
お客様の人となりや、趣味嗜好がわかってくるため

あなたも生涯担当制の不動産エージェントを見つけることで
コミュニケーションストレスもかなり減らすことができ
きっと、よい物件探しができるのではないでしょうか。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
大きな会社の仲介も安心感が大きいと思いますが
これを機に不動産エージェントの存在にも関心をもっていただけましたらうれしいです。

一緒に不動産をハックして豊かな人生にしていきましょう!






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