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ニューヨーク単独「そろそろ、」8/4(日)福岡

ライブの感想をnoteに書いてくれと屋敷さんが言ってたのに、完全に流れに乗り遅れてしまった。

6月のトム・ブラウン、7月のロングコートダディに続いて8月。

2022年初頭に「こんなのやってるんだね」と見に行ったM-1ツアー(前年のM-1決勝・準決勝勢による全国行脚)が面白くて、福岡に吉本の常設劇場があるのもあってそこからポツポツお笑いライブというものに通うようになる。

テレビのお笑い番組は好きだったけどチケットを買って生で見たり配信を見たりの回数が増えたのは明らかにコロナ後からのことで、人生でこんなにお笑いに時間とお金を注ぐのは初めてかもしれない。

よしもと福岡 大和証券劇場 14:00開演

福岡吉本の劇場は鉄道駅から遠いのがネックで、しかもみずほPayPayドームのすぐ隣なのでソフトバンクホークスの主催試合や音楽コンサートが開催される日は路線バスが無茶苦茶混む。車内混雑だけならまだしも、博多や天神からドームに向かう都市高速も大渋滞になる(福岡は路線バスが都市高を走る)。

この日もホークスのデーゲームと重なり、高速に乗ってからの西鉄バスがビッタリ動かない。通常所要15分のところが1時間近くかかってしまう。ホークスのファンも乗車してたけど13時のプレイボールに間に合ってなかった。

開演前、小賀くんがいたので写真を撮ってもらう(まさかあれが最後になろうとは)。いけてるグッズも購入。去年見事ニューヨークとの撮影権を引き当てたオンサロ限定のガラポンは無念の白玉(まさかあのガラポン担当のお姉さんが⚪︎⚪︎とは)。

14:00開演、やはりその時点では空席がちらほら。ニューヨークも冒頭そのことに触れ、「自分たちが乗ってきた車も大渋滞にかかった」としながらも「福岡は完売するけど人の集まりが悪い」と屋敷さんがボヤいていた。嶋佐さんはホークスが昼も夜も野球をやってるものだと思ってたらしい。

「さん付け問題」は自分の中で上手い解決に至っていない。

ニューヨークの単独は漫才とコントを交互にやってくれるのがかっこいいと思う。それと漫才で、自分でボケたはずの嶋佐さんが屋敷さんにツッコまれた時に「何言ってんだコイツ」みたいな顔をするのが妙でいつも面白い。今年はあんまりそんな場面はなかったかも。

4本目のコント、敏腕社員の嶋佐さんと新人の屋敷さんのサシ飲み。
「俺だって欠点くらいあるよ」
と憧れの先輩=嶋佐さんが明かす意外な人間味に屋敷さんが嬉しそうに傾聴する、という場面がとても良かった。この後すぐ笑いどころに入っていくのだけど、ニューヨークはその辺りの描写がスマートだと思う。メンズアイドルとか不良親子みたいな外見でひと笑い出るコントじゃない時は特に。

後日談

3週間後の8月25日、同じ劇場でダイタクの単独「ダイタクの60分漫才 +1」を見る。こちらも面白かった。ダイタクって九州・熊本出身だけど福岡で単独は初だったらしい。

↑初めてではなかった(先述のM-1ツアーで来ていた)。

「+1」ゲストでニューヨーク。前夜にラヴィット!ロックでDon't Look Back in Angerをやりきった勇姿と対べてしまうのか、単にダイタクがでかいのか、二人が変にコンパクトに見えた。ニューヨークチャンネルとかで聞いていた偉大な先輩・ダイタクの逸話をここでも披露。

帰宅してテレビをつけたら、さっき見たダイタクが「こんなん見るやついねぇって!〜言うな〜」で囲碁将棋と「水玉れっぷう隊のケンさんが凄い」という話をしていた。

さらに後日談

ニューヨークジャックに「地面師たち」の大根仁監督が登場。

配信で見たという「そろそろ、」を大絶賛。ニューヨークも「地面師たち」や「モテキ」が大好き、大根監督も「お笑いの人に褒められるのが何よりの栄誉」という褒め合いの光景が広がる。

「そろそろ、」に対する映画監督目線の講評を聞いて、自分が見た作品についてもっと卓識の人が語るのってやっぱり視点が面白いしすごいところに気付くものだな〜〜と感心しきりでした。

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