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今回は隙あらば自分語り回です。
CHAGE and ASKAのサブスクリプション全面解禁が今日だったらしく、奇しくも本日壊したスピーカーの部品取りが届きまして。「じゃぁスピーカー直したらチャゲアスでも聴くかぁ」などと思いながら選曲してたらスバル・ヴィヴィオのCMタイアップやってたな、と脳裏を過ぎったのです。
"twitter"の古いフォロワーはご存知かと思いますが、ちょうど10年前の今頃は車に関するあれこれをやってました。バイト先の先輩からタダでもらったスバル・ヴィヴィオ。その当時は無免だったので小樽から新潟までフェリーに乗って合宿免許を受けに行き、合格したと思いきや「頑張って帰ってね」と言われ、路頭に迷っていたらフォロワーの助言で廃止になって久しい寝台特急・はまなすのカチカチシートに背中を痛めつけられながら札幌に戻り、次の日に手稲でちゃんと合格して即北見に帰って乗り回してました。↑の動画のようないい感じの速い奴ではなくて、ef-sっていう貨物登録のキャブ車だったんですけどね。
街を走り回っていたらあっという間にガソリンが無くなって、セルフスタンド行ってレギュラー給油するつもりが飛んだ思い込みで灯油を給油して、始動前に気付いて顔を真っ青にしながらスタンドのお兄さんに助けを請いに行ったり(灯油は優しく抜いてもらった。twitterではすごい笑いものにされた。フォロワーちょっと増えた)、いっちょ前に当時出たばっかりのVRXを新品で4本買ったり、ガソリンスタンドのクソ高いバッテリーを買ってしまったり。「今ならこうはならんやろ」って失敗ばかりでした。失敗は車関連にとどまらず、その後大学中退したりブラック企業に就職してしまったり・・・その話はいつかまたどこかで。
そんなヴィヴィオですが、後輩をバイト先に送迎したり、北見市のゲームセンターにサークル仲間と行ったり、就職した先輩の引っ越しを手伝うべく浜頓別まで日帰りで往復したりと、学生の分際で月1000kmも走り込んでいましたが、次の春になって廃車にしました。当時は今以上に知識が無かったのでキャブレターのセッティングができず頻繁にエンジンがストールしていたり(吹雪の石北峠の頂上付近で止まった時は死を覚悟した)、奨学金120万円を背負った大学中退・最終学歴高卒の無職がまともな人生を歩めるビジョンなんて到底浮かばなかったので、健康で文化的な最低限度の生活を送る為にヴィヴィオは廃車にせざるを得なかったのです。
もしも今、同仕様を「タダで持っていっていいぞ」なんて言われたら・・・どうしよう?