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ホタテの Go to fisterra #38積雪のなか大きな街へ

2019年 11月15日 León(レオン)という大きな街まで20.4kmの道程。朝起きると外は雪が積もっていた。少しですが…

雪があるのとないのだと、寒いって感覚が結構変わるんですよね。僕の場合は雪が積もっててくれたほうが、寒いんだなって心構えが作りやすいので雪があったほうが、良いかもしれません。

雪道の上

外に出ると冬の寒さと、雪の匂い空気感が漂っていてとても呼吸が気持ちよかった。

寒いのは好きじゃないが、冷たい空気を吸って吐くのは好きだなって思っいました。寒い時期の長距離走嫌いじゃなかったし…

宿を出発、kiさんはカフェで朝食を摂っていくと言っていたので、僕は先に行くことにした。

積雪はそこまでなかったが、多く積もっている場所は10cm越えて居たと思う。11月なのに早いなあ~と思いながら、靴に雪が入らないよう歩く。

雪があると自分より先にどれくらいの人数が歩いたかなんとなく予想出来るのがとても楽しい。

足跡が殆ど無いと今日の道を歩いてる人の中で、先頭付近に居るんだな~とか、単純に自分の靴の足跡がまっさらな雪のキャンパスに残っていくのが楽しくて、歩くこと事態ががとても楽しかった。

また動物の足跡を見つけては、何の足跡なのか考えたり、知ってる足跡ならここにウサギが居るんだ~と思えるので歩いていいてとても楽しい。

イヌ科の足跡だけど犬じゃないかもしれない、キツネかな?タヌキかな?なんて考えてるだけでワクワクするもんです。

足首まで埋まる場所もちょくちょくあったので、結局靴はびしょ濡れです。

ボルドーから換算すると約720km歩いている僕の靴は、ゴアテックスの登山用の靴だったが穴が空いてすり減っていて、防水もクソもなかった。

頑張ってくれてるなと思い、靴は買い換えない気でいたので気休め程度の修理くらいできたら良いな~と思ってました。

街の手前で一昨日の宿で一緒になった、ベジタリアンのフランス人オーマンと一緒に歩いていた。

優しくゆっくり喋ってくれた。

フランスのパリに行った話や、ボルドーから歩いてる話、ご飯の話などなど雑談しながら一緒に街に到着した。

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kiさんから貰った写真、僕が通った時はもっと真っ白だった。

León

街についてからオーマンとは別れて、とりあえず安を目指した。宿には台湾人のキャティさんがいてまた会ったね!!と話しかけてきた。

今日着いたの?君が先に行ったのに私は昨日着いたから、いつの間にか追い越しちゃってね!と楽しそうに話してた。明るい人だなと思いました。

宿であるていど休憩してから、前々から連絡を取っていたエレナさんという七年前にこの道を歩いてる時に出会った女の人がレオンに住んでいるそうなので、是非遊びに来て欲しいととのことなので合う約束をしていた。

しばらく一人で街を散歩して、待ち合わせの場所に向かった。

物騒なジュースを飲んで、靴が濡れてるからサンダルで出てきたので、寒いな~と思いながら待っていた。

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久しぶりにあったエレナさんとハグをして、こっちはあまり覚えてなかったけど凄く嬉しそうにしていてこっちも嬉しかった。

僕の薄着にビックリして寒いでしょと凄く心配してくれた。

カフェに連れてってくれて、チョコラテ コン チュロスのチュロスがなくなっていたから、カップケーキで食べた。

チュロスをチョコレート飲料に付けて食べるデザートのこと。

カフェで旦那さんが待っていたそうで、旦那さんとも挨拶をしました。二人は家に泊まりにおいでと言ってくださったので、明日休む予定なので明日お願いしますと伝えたら、今日からおいでよと、宿は寒いでしょ?

話し通してあげるから家においでと、言っていただいたのでお言葉に甘えることにしました。

エレナさん、ハビエルさんと一緒に宿に行き話しをつけてから、お二人の家に向かいました。夕飯を出していただき、シャワーと温かい服も貸していただいてとても優しくしてくださった。

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飲み物を、空中飲みしやすくした瓶。

今日は疲れてるから、ゆっくり寝てねとベッドまで貸していただき

本当にいたれりつくせりだった。

とてもありがたい一日でした。

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