10代最後に一人旅 #16 噂の日本人宿へ
2019年 12月24日~ シャウエン→フェズ→トドラ渓谷と大移動した日。
朝早くからktさんとはお別れ。
早朝にタクシー乗り場まで見送りに行き、本当にありがとうございますと感謝を、次は日本で会いましょうと別れました。
ktさんはフェズ、シャウエンでの宿だけでなく、ちょくちょくご飯やタクシー代を出してくれたりしてくれた。
彼はもと野球部としては当たり前だと言って、年上として僕に優しくカッコいいお兄さんとして面倒見てくれた。本当に感謝です。
宿で朝食を頂き、少しゆっくりしてからチェックアウトをした。
チェックアウト後もしばらくゆっくりさせてもらい、昼頃に出発。
昨日の中華料理屋に行き、今度は別のラーメンを注文…
まじで美味しかった…
マラケシュで聞いたトドラ渓谷というとこにある日本人宿で、日本食を食べることができると聞いていたので、そこで年を越そうかな~という計画。
そこに向かうため、昼過ぎにフェズまでバス移動~
フェズで自分へのクリスマスプレゼント
フェズに着いたのは夕方… クリスマスの夜にに1人移動で終わらすのは寂しすぎでしょと思ってた僕。
頭から離れないのは革製品… なんか欲しいよね… うん なんか欲しい…
そんな思いで旧市街へ、タヌリ工場を目指して重たい荷物を持ったままあるき続けたが、あたりが暗くなっているのと人が多いのとで、全然道がわからなくて、道に迷った。
そしたらおじさんが話しかけてきて、事情聞いて友達の店を紹介してやるよと言ってくれて、不思議と信用できそうだったのでついていくと
革ジャンばっかのお店に来た。確かに革ジャンめっちゃ欲しいんだけど…
高いし、嵩張るし… 微妙な顔しながら見てたら、何色が好きなんだ?って聞かれたので赤と答えたら、男で着てるやつなんて居ないよと言われた。
でもおじさんは、そのお友達の兄弟のお店に行くから着いて来てと言って、結構歩いてそのお店まで連れてってくれた。
凄く入り組んでいて観光客も入らない、ベルベル人がやってるお店が集まってるところらしく、言われるがままにやってきた。
そこに真っ赤な革ジャンがあった… 鮮やかに凄く綺麗に染まっていて、ラクダの革でできた革ジャン、ライターの火を当てて本物だよって
かっこよかった… サイズも自分に合ったのがあって…
おじさんがただただ親切で、連れてきてくれたし…
めっちゃ値段交渉した結果。2万円ちょいになったし…
男で赤い革ジャン着てるやつなんかいないって言ったのに、いいじゃない!って
商売ってわかってても悪い気はしないもんですね…
誘惑に負けて…革ジャンを購入…
旅に出て初めて、必要じゃないもので大きな買い物したなって思った。
おじさんに、まけてくれた店主に、感謝して、おじさんに流石にチップを渡そうとしたら、いらないと…
君はまだ若い、モロッコを存分に楽しんでくれと言ってくれた。本当にただの親切で動いてくれる人が居るんだと…
多分後で売上ちょびっともらうんだろうけども…
ありがとうと言って、いい買い物したな~と心躍らせて、バス停まで戻りフェズを後にしました。
そこからワルザザードというとこまで夜行バスで移動。
夜行バスではあんまり寝付けなかった…
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