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10代最後に一人旅 #17 トドラ渓谷

2019年 12月25日 朝3時頃、フェズからワルザザードという街に到着。外はまだ真っ暗で、屋根だけついてる吹き抜けの建物(バス停)のベンチで、壁に身を寄せながら凍えていた。

めちゃくちゃ寒かった…

クリスマスだもんな~と思いながら、体中を薄っぺらいターバンで覆う。

4時半くらいのバスに乗って、ティンジルという場所に向かいました。酷い夜だった(笑)

ティンジルはトドラ渓谷に行くための小さな街で、実際バス停で聞く音はティネリールみたいな発音です。

ティネリールに着いたのは、朝6時代だった気がする。

ボーッとしていてはっきりと覚えていない…(笑)

渓谷には何もないと聞いていたので、お金を降ろしておいて、タクシー乗り場を探す。そしたらお兄さんが話しかけてきたので、タクシー乗り場、渓谷に行きたいと伝えるとこっちだよと教えてくれた。

途中でバナナを買って、朝ごはんにした。

お兄さんは普通に親切に、ここで待ってればいいよとタクシー乗り場のベンチまで連れてきてくれて、人が集まったら行けることも教えてくれた。

そーなんです…人が集まらないと出発しないんです。

その代わり100円以内で乗れるという激安なんですが、早朝に人なんて集まるわけなく、出発できたのは8時半くらいだった…

タクシーに乗った人達は、皆様々な場所で降りて、乗ってくる…

宿の名前を言えば伝わるとネットの情報に結構乗っていたので、通称ノリコハウスと呼ばれている日本人宿 メゾン ラ フルール その2つの名前を言っても伝わらなかった…

どうしよって焦っていたら、日本人の女の人が乗ってきて、ここですよって教えてくれた。感謝です…

後から知ったんですが、もう一つある日本人がやってる宿の人らしい…

さらっとここですよって教えてくれたので、ありがとうございますしか言えなかったけど本当ありがとうございました…

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ノリコハウス

年越しに向けて日本人が集まってるかも?みたいな情報を小耳に挟んでいたんですが、全然人が居なくて落ち着いていた。

ノリコサンは可愛らしいおばあちゃんだった…

もうずっとこの宿に居るらしい…

何処から来たのか説明したら、それは疲れてるでしょとゆっくりしてねと言ってくれて、ご飯欲しかったら作るけど?と

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格安でモロッコのタジン鍋で作る、ベルベルオムレツを作ってくれた。

凄く美味しかった。

ドミ(シングルベッド)一泊1,650円 朝食夕食付き。

夕食はほとんど日本食です。

この日は疲れていたので、一旦寝てゆっくりしました。

夕方に日本人の女の人が戻ってきて、話をしました。このトドラ渓谷はクライマーの聖地らしく、anさんはクライミングが好きで、この日も登っていたそうです。

anさんは南アに行く予定だったらしいのですが、移動日にチケットも買っていてタクシーで下の街まで降りたのに、やっぱいいやと宿に戻ってきて

かれこれ一ヶ月滞在しているらしい…(笑)

面白い人が居るな~と思いました。

夕飯の時間に、モロッコ人の男の子、この宿で手伝いをしているカマルくん一個下の生意気坊主という感じだった。

彼が運んできてくれた夜ご飯は、ハンバーグ… 今夜のご飯はハンバーグでした…凄く嬉しいかった。

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味噌汁もついてきて、米も食べれる幸せ…

凄く美味しくて、お米をお代わりした… 2回…

久しぶりの日本食に幸せ気分な一日でした。





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