ホタテの矢印 Go to fisterra #17ピレネー越え
2019年 10月25日 スペイン巡礼初日が最難関と言われる、ピレネー山(標高2000m以上)を越えての25kmの道を行く。
気温も天候もどうなるかわからない、ただ晴れ予報でたまたま日本人のお二人と出会ったから今日歩く。
最難関?僕には七年前に歩いた道。
ここからはどこか見覚えのある、懐かしい道を記憶を辿るように歩くだけ。
人よりウォーミングアップした分、気楽に歩けるものです。
二回目のピレネー越えも三人で
朝早めに起きてお二人と合流、朝食を済まして8時頃出発!!
三人で写真を撮ってから歩き始めた。巡礼事務所の前を通る時に昨日のおばちゃんに手を振って行った。
まだ日も昇らないうちから歩き始めて、上から見下ろす雲?霧?の川に少しずつ明るくなっていく「空、景色」に心奪われながら歩いていく。今日の一日を朝から応援されているような気分になる。
三人で仲良く喋りながら、しんどくなったら口は止まって歩くことに専念する、そんなことがどこか懐かしい感じがして、とても楽しかった。
あの頃も三人で喋りながら歩いた道を、見覚えのある景色を手繰るように歩きながら、こうして一人で歩きに来たのに三人出歩けているのは、きっと神様が気を効かせてくれたんだろうなと思いました。
道を歩くことに没頭していた自分を思い出しながら、周りを見渡せばこんな景色が広がってたのか、ここは見覚えがあるな~なんて
思い出も踏みしめながら歩いてく。
前歩いた時よりも圧倒的に、給水場所が増えていてとても助かった。寒いと思っていたが逆に、半袖で居られるほど暑くピーカン照りの天気で、「夏の終わり」ぐらいの気温はあったと思う。
思ったよりも激しいアップダウンに、息を切らしながら歩き慣れてきたのもあり、お二人にあわせながら歌を歌ったりしながら歩き続けた。
家畜の牛や馬に声をかけたりも...
よく小学生がこんな道歩いたよなとも思います(笑)
山頂付近の空気まさに「気分爽快!!」そんな気持ちよさを含んだ「風に空気」を吸って吐いて、笑顔になれる魔法の空気。また見下ろす景色は、綺麗以外の何者でもない、上から見る景色ってなんか気持ちいんですよね。
すげーって無意識に呟きながら、溢れるアドレナリンを糧に残りの道を張り切って歩いていく。
計三回ほどの休憩で、三回目の休憩を7年前に寝ることにした「山小屋」で凄く懐かしい気持ちになりながら休憩した。なんにも変わってなかった。
休憩はバナナ!!
追い越すたび追い越されるたびに、ブエンカミーノと挨拶がわりに合言葉の「良い道を」と交わすのが巡礼者の毎日
くだりの途中でkiさんが疲れたから先に行っててと、言ったのでkoさんと一緒にこの日の町にゴールした。
大きなALBERGUEがひとつあるだけなので、行く場所は決まっている。
Roncesvalles ロンセスバリェス
この町の宿はとても大きくて、レストランと協力していて巡礼者ようの歓迎メニューが10€(1200円程)で、肉か魚、パスタ、スープ、サラダ、パン、ワイン、デザートと食べれるので 大満足できる。
宿自体は12€と高いが、とても綺麗でたくさん入れるのでにぎやかで良い宿だ、ちなみにピレネーを越えてからスペインになりました。
なぜかSIMカードが使えなくなってしまったが、調べたらどうしようもなかったのであんまり気にしないことにしました。
とても満足な一日だった。
システム
前は無かったと思う機能で、トランスポート(荷物の輸送)を次の目的の町まで格安で運んでくれるというシステムで、最初から何人か使っていた。
とても歩きやすいシステムだと思うので、ハードルがぐっと下がりましたね
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