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ホタテの矢印 Go to fisterra #31

2019年 11月8日 今日から?なのか、今日は急に寒くなった。Hornillos del Camino(オルミージョス デル カミーノ)という街まで20kmの道

koさんとkiさんともバラバラで歩くことになり、久しぶりに一人の時間を過ごすことに。

お大きな街では、矢印(サイン)を見失いやすく何度も道に迷いました。

道の上

ブルゴスから出発する道は、凄くわかりにくく何度も人にそっちじゃないよと教えてもらいながら、なんとか矢印をたどって歩きました。

スイス人の男の人が何度もそっちじゃないよって教えてくれて、途中から彼についていくことにした。

彼は大学に向かっているらしく、スペシャルスタンプを集めてるんだと言っていて、巡礼の道でもらえるスタンプにも特別なスタンプというものがあってそれを集めている人が居ることを初めて知った。

スペシャルスタンプを集めるための、クレデンシャルのようなものがありスタンプラリーのような感覚で巡礼している人も居るのかな?と思いました。

カフェによってオリジナルのスタンプを持っていたりと、かわいいスタンプや面白いスタンプがあるので、そういうのが好きな方は良いかもしれません。

別の機会に気に入ったスタンプ集める巡礼しようかな?(笑)

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ー ー ー

街を抜けたら、相変わらずのだだっ広い平地に一本道

たまに膨らんだ丘を、冷たい風に歯向かいながら登っていく

少し高いところから見る次の町が嬉しくて、なにもないこの道が美しくて

青白い空を走り抜けた風は僕らにぶつかり

美味しい「秋の空気」を運んでくる

不思議と笑いがこみ上げ、微笑み歩く

ー ー ー

町が見えると後少しだからって、ずっと言えるのでモチベーションを保ちやすいんですよね。

なにかを続けてる時に(歩いてるとか、走ってるとか)、筋トレとかでもそうなんですけど、続けるための後少しだからっていうのを、自分の中でとても使っていて。

ここまでやらなくてはならない、ではなく

すぐそこまで行こう そこについたらまだ行ける? 

じゃあもう少し先の、すぐそこまで行ってみよう

勉強が苦手な僕ですが、少しだけ少しだけとこの方法が勉強にも活かせていたら、もっとよかったかもしれません。

「やる」が「やらなかん」になりがちなので、やる事を小さく小さくハードルを下げて、「出来るかも」「出来る気がする」と自分が思えるようにするのが大切なのかな~?と思いました。

コツコツというのはこういうものなのかな?と

1134kmという歩いた距離も細かくすれば「一歩」の積み重ねでしか無いんですよね。

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Hornillos del Camino

街には小さなALBERGUEがひとつ開いてるだけだった。

とても小さなア宿でスーパーもない街だったので、宿で合流したkoさんが食料を持ってなく、kiさんと僕のパスタを使ってトマトパスタを作った。

僕が作ったんですが、お二人に美味しいと言って貰えてとても嬉しかった。

日本から持ってきていたしじみスープを三人で飲みました。

結構寒い一日だったので、身にしみて心地よかった。

ゆったりとした一日でした。


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