療養中の手すさびに缶バッジを作っていた話
鬼滅の刃のcanバッチgood!を買った。注文したのはコロナに罹る前である。
canバッチgood!は20年ぐらい前から発売されている、自分でオリジナルの缶バッジを作れるおもちゃだ。その鬼滅の刃セットが型落ちなのかAmazonでめちゃくちゃ安くなっていた(定価が5720円のところ、997円まで下がっていた。今見たら更に940円にまでなっていた)ので、買ってみた。自分で選ぶならそりゃちいかわとかカービィとかのピンク色のかわいいやつが欲しかったけど、まあまあ、安かったし、いいやってことで。本体に鬼滅の絵がついているだけで、できることは同じだし。
なんかテンションが上がって、缶バッジの材料もたくさん買ってしまった。本体にもともとセットになっている分も合わせると、75個分になる。買いすぎたかもしれない。
ていうか、実は小学生の頃に買ってもらった初号機がまだあるっちゃあるのだけど。
初号機時代も全部合わせて30個ぐらいしか作らなかったのに(本体セット分15個+材料セット15個分を1回買い足した記憶しかない)、75個分て。今度友人宅に持って行って個人的に缶バッジ作りワークショップします。
で、初めて新型のカンバッチグーで遊んでみたところ、かなり作りやすくなっていた。初号機ではハンドルの回し具合などちょっとコツが必要だったところも、新型は「カチッと5回鳴るまで回す」と明確な目安があった。何個か缶バッジを作ったが、今のところ一度も失敗していない。
対象年齢6歳かららしいが、まぁ操作は全く難しくはないんだけど、ちょっと力が必要かもな、という感じはあった。
クロミちゃんとキラキラのカービィ 。これは家に山のようにあるデザインペーパー(千代紙)で作ったもの。
チロルチョコ。お菓子のパッケージをそのまま使うのもかわいい。
虹色に光る寿司。一番意味が分からなくて気に入っている。
ちなみにカービィや寿司などのホログラム系の缶バッジは、わたしが勝手にセリアで買ってきたホログラムシートをチョキチョキ切って使っているだけである。こういうのが売ってるよ、使えるよ、というインターネットの集合知はありがたい。(あくまで自己責任で)
どうでもいい絵柄も、缶バッジにすると急に「意味」が見出せそうになって、そこが面白い。本当は寿司を虹色に光らせたことなんて、なんの意味もないのに。次は意味もなく、不動産屋のチラシから知らん担当者の写真でも切り抜いて缶バッジにしてやろうか。
しかしカンバッチグーは全体的に女児向けに訴求しているのはなんでだろう、と思う(これは鬼滅セットだからそうでもないけど)。男児だって缶バッジ使うじゃん。工作好きな子もいるじゃん。不思議だ。
まぁ、わたしは缶バッジってもうあんまり使わないんですけどね。作ったもの、どうすべきか。