じごくトニック。

2021年7月6日
ロングコートダディ単独ライブ
「じごくトニック」
@なんばグランド花月


に、行ってきた。

画像1

ラテもちゃんと飲んだ。


画像2

筒状のタムタムと共に。(筒状のタムタム?)


東京公演も配信もDVD発売もあるので内容には触れないが、前回こんなことになったわたしはきちんと反省し、今回は初めから「お芝居を見に行く!」という気持ちで挑んだため、メンタルがやられることはなかった。気持ち良くほろりと泣けて帰った。伊坂幸太郎の『死神の精度』を思い出した。

逆に言えば、気持ちを作っていなければやばかった。この気持ちの名前はよく分からない。けれど無理矢理カテゴライズするならやっぱり「尊敬」と「嫉妬」が近いのかもしれない。

わたしも本当は書きたいらしい。笑えて、ちょっとほろっとする、短編の芝居を。あまりにも傲慢な嫉妬だ。それでも羨ましいのだ。あの才能も、発表する場があることも。

あー、なんか書こうかな。というより、書かなければ、という気持ちになった。書けるのかな、とも思うけれど。


表題作の短編芝居の他に、2人が喫茶店かファミレスのようなところで話すだけのコント(会話劇)があった。普通そういう設定は初心者が書きがちとしてちょっと脚本をかじった人間だと敬遠してしまうのだが、このコントはその場所である必然性がフリにもオチにも効いていて痺れた。本当に凄い。


ロングコートダディの単独、もといお芝居はひとりで背負うにはあまりにもヘビーなので、次は誰かと行きたいなと思った。友人各位、お待ちしております。わたしは誰かと喋りたいんだ。

いいなと思ったら応援しよう!