もこもこじ
突然だが、もこ字というやつをやってみることにした。
もこ字とはもこさん考案の文字で、要はかわいいフォント調のペン字である。
ちなみにわたしは習字も硬筆もペン字も授業以外には全くやったことがなく、「一般的に見て汚いとまでは言わないが国語の教員免許を持ってるにしては汚い」ぐらいの字で今まで生きてきた。教育実習の板書だってこの字でやってきた。別にもこ字を習得したって字が綺麗になるとは思わないが、書けたらなんかかわいいのでやってみる。
テキストは一応中に書き込めるようになっているが、新品の書籍にペンで書き込むのもなんかなぁ、ということでコピーして使っている。家に複合機がある暮らしの良さを、こうやって定期的に感じている。ありがとう、7,000円の複合機。
もこ字を始めるにあたり、「あまり物を買い足さずにやってみよう」という目標も立てた。これは金銭的にどうこうというより、家に物が増えすぎているからである。
もこ字だけにというわけではないが、持っていたももこのペンでやってみた。
が、しばらくこれでやってみたものの、細字のボールペンは書きづらいし「かわいい字が書けた!」という感動もいまいち薄い。
結局、方眼ノートと万年筆だけ買ってきた。まぁいっか、これくらい。(こういうことの積み重ねで物が増えていく)
今時は万年筆もダイソーで売っている。見た目は安っぽいが、プラチナとかいう割とちゃんとした万年筆メーカーのOEM品らしい。
お気に入りのマステを貼ってみた。
ポップなイナズマがかわいいね。
で、もこ字だが、けっこうおもしろい。ひらがなにこんなにちゃんと向き合ったのは何年ぶりだろうか。31年も日本で生きていると忘れていた、ひらがなごとの難易度の差に改めて驚いたりする。「し」はこんなに書きやすいのに、「む」が全くうまくいかない。そうだ、ひらがなの学習ってこうだったわ。
今のところひらがなをひととおり一周しただけなので習得はまだまだだが、もこ字で書かんでええようなことを無駄に書きたいな。Stand Up!EDの歌詞とか書こうかな。
「ふゆ」「もり」とか意味のないことを書くのにさっそく飽きてきた。「う」「や」は特に苦手なので「うえなかじょうや」は鬼門だ。
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