日本語が話せない患者さんとの医療英会話例①
日本語が上手く話せない患者さんの介入例に困った事はないでしょうか?
理学療法の介入において、会話によるコミュニケーションはかなり重要になります。
ー初回の挨拶ー
「私は○○です。理学療法士です。」
「I`m yuto takeuchi.I`m a physical therapist.」
…会話の始まりと言えば自己紹介からですよね。SNSで知ったのですが、My name isとは言わないようです。
「今日は私が担当します。」
「I‘ll be working with you today .」
…直訳すれば「私は今日あなたと働きます」ですが、今日担当しますという意味になるそうです。英語って不思議ですね…
「ここに荷物を入れてください。」
「Please put your luggage in here.」
ちなみにここで僕は戸惑いましたね笑。医療英語は、覚えていたつもりでも「あれ荷物ってなんて言うんだっけ?」ってなりました笑
単語力不足すぎて「Please your bag in box」でなんとか切り抜けました。
「リハビリの案内をしますね」
「I'll show you how to rehabilitate.」
show you って何かを見せるイメージが強かったのですが、案内するってなると確かにそうかってなりますね。
「○階のリハビリ室は受付開始の○分前に開きます」
「The rehabilitation room on the ○ floor opens ○ minutes before the reception starts.」
朝一の患者さんなどは、早めに来てもらうことも多いと思います。
~オマケ~
「英語は練習中なので、ゆっくりか日本語で返してくれると助かります」
「I'm practicing English, so I'd appreciate it if you could return it slowly or in Japanese.」
これを言うとハードルが下がる気がします。笑
相手もそうなの?出来るだけ努力するよ(笑)みたいな返信をくれます。
「今日は初回なので半分は治療、半分は説明になります」
「Today is the first time, so half will be treated and half will be explained.」
私の所属しているのは外来なので、このフレーズを使うことが多いです。
ー疼痛の問診ー
「どうぞおかけください。」
①「Go ahead and have( take ) a seat.」(とても丁寧)
②「Could you sit down.」(やや丁寧)
③「Please sit down」 (普通)
座るだけでも、いろんな表現がありますね。
個人的には「Could you」で統括した方が楽なので真ん中が好きです。笑
下記の痛みを聞くときも「Could you」から始めます。
「どこが痛むか私に教えてくれますか?」
「Could you tell me where you have pain?」
これは比較的簡単に覚えられるし、何度も尋ねることが多いです。
「どこが痛むか私に見せてくれますか?」
「Could you show me where you have pain?」
腰部や膝関節の場合は、指指して貰えて方がありがたいですよね
「痛むとこを指でさせますか?」
「Could you point to the place where you have pain?」
「I see, Does it extend above or below here ?」
「わかりました。痛みはここから上や下に広がりますか?」
~二回目以降の問診~
「先週に比べて痛みは減りましたか?」
「Has the pain decreased compared to last week?」
「家でのセルフケアは出来ましたか?」「Did you take care of yourself at home?」
外来では基本週1なので、セルフケアが出来ているか確認しましょう。
運動も言語学習も継続が重要ですよね。
「今から確認していきますね」
「I'm going to check it out now.」
セルフケアを実際に再現してもらい代償運動がないか確認しましょう。
経験からすると「余裕だったよ」っていう人ほど、出来てない気がする笑
「来週の○曜日にまた来れますか?」
「Can you come again next 〇○○○?」
次回予約を取りましょう。希望の時間帯も聞けるとより丁寧ですよね。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
是非、どこかの困っている人のお役に立てればと思います。
気が向いたら電話対応例や運動療法編でも書こうかなと思ってます。
では、またどこかで。
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