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妊婦健診の助成券
妊婦になると、母子手帳と共に助成券を頂く。
この助成券は、妊婦健診受診のためのもの。
妊娠は、病気ではないので保険適用外の検診となるため、1回あたり5000円くらいする。まあまあ、お財布に痛い金額。
そんな時にこの助成券、とってもありがたい!!!!
でも、ちょっと解せないないというか、モヤモヤしたことがあるので書き留める。
①市町村で助成金額が違う
まず、この助成券自治体単位での交付なので市町村によって助成金額がちょっとずつ違う。
・H県N市:82,000円
・H県K市:120,000円
同じ県の2つの市でもこれだけの金額の差が!これだけでどの市に住むかどうかということを決めるわけではないが、できるだけ多く助成してくれる市に住みたいなと素直に思ってしまう。妊娠・出産・子育てにはお金がかかるものです。。。
②里帰りするとややこしい
里帰り出産すると違う自治体の病院で検診を受けたり出産したりすることになります。そうなると①の「市町村単位で助成金額が違う」というのがとてもネックになります。もちろん、そんな方のために償還払いと言って、事後申請したら助成金額分を住んでいる市町村から還付される制度はあるのでお金は戻ってきます。
でも、産後まだ体がボロボロの状態で、産まれたばかりの子を連れて市役所などに行くこと。正直かなり骨が折れます。
また、後で返ってくるとはいえ一時的に立て替えておかないといけないのも負担を感じる人もいると思います。
だったら、日本全国統一したらいいじゃないか!!!
結論、私はこのように思います。もしくは、金額や助成内容が違っても、日本全国どこの病院でもどこの助成券が使えたらいいと思います。(そんなシステム、できたら画期的!!)もしくは、もう保険適用にしたらいんじゃないか。そしたらみんな保険に入っている人は3割負担で利用できるんだし。
もちろん、国の基準があるのもわかるし、市町村ごとに住民誘致のために魅力アップのために多く助成金をつけてみたりといろいろ策略・戦略があるのもわかります。保険適用にするにも、医療費が国の財政を圧迫していることもわかっているし、そして何より、助成金は本当にありがたいのでもらえるんだから何を文句つけているんだ!と言われてしまうかもです。
でも、やっぱり利用する人のことを一番に考えてほしいなと思ってしまうのが本音です。緊急事態宣言時の給付金の申請もわかりにくかったし、年金受給の手続きもご年配の方にはわかりにくいと感じる方が多いようです。(実の両親も義理の両親も、ややこしかったし時間がかかった〜と言っていました)
せっかくの助成金。どんな助成金ももっと使いやすくて、必要な方にちゃんと届くような仕組みができるといいなと思います。