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風合いが教えてくれたもの

「風合いとは人がものに触れた時に感じる材質感のことである」と辞書に記されています。
触れなくてもその風合いを目からも感じることができる。私はそう思います。触ると感じた記憶が呼び起こされる。。。
紙の選択によって「なんだかピンとこない…」デザインを「GO!」サインへと決定づけてくれることがあるのです。敬愛すべき風合いです♥


広告宣伝が紙からWEBに変わっていますが、広告においても風合いを押したい時がある。それは、自然への優しさへと繋がる、そんなシーンです。
たくさんの人々が環境への意識を高めている中、環境に配慮された商品なのにツヤツヤのタグがついていて興醒め…なんてことにはしたくないから…
広告宣伝を含む全てにおいて環境への配慮に取り組んでいることを伝えたいな♥「だったらパッケージしなくてもよくない???」という選択肢もあると思いますが、適度に使ってあげるという選択肢が有限を無限なものへと変えてくれます。それが再生紙です。再生紙は森林資源を再生可能にしているんです♪


紙の原料は木。木は全く使わないでいることよりも適度に使っていくことが森林を守ることに繋がっているんですって。
古紙100%では無限に再生紙に生まれ変わることはない。再生を繰り返してるうちに繊維はだんだん痩せ細ってしまうから。その為、バージンパルプも一緒に織り交ぜられています。この『少しだけバージンパルプ』が自然を保つためのバランスの取れた伐採にも繋がっているようです。


やはり手間がかかる分値段が高いけど、再生紙にこだわるのは贅沢ではないなと気づきました。
再生紙の風合いがとても素敵なものもあるし環境にも配慮できるのだから、そこはとことんこだわっても良い箇所なのかもしれない♪

風合いが教えてくれたもの


それは、五感に響く心地良さとバランスを考えること。ささやかですが環境への配慮に取り組んでいます。

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「木」が連なり「林」となって、更に森へと成していく…
「森(の木)」が増えすぎると「木」も「林」も「森」も認識できなくなる。
「見て感じることができる心地良さ」は環境においてもデザインにおいても
そのバランスに整えることは一緒なのかもしれない。



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