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福祉の制度が構造が不安定だからか?

障害者「就労の場」が危機 国の報酬引き下げ県内にも影響 8事業所が閉鎖、83人退職
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8a9c62c9d71e6298a5056693117b4cfd53ee2b1

僕の働いているエリアには就労継続支援A型事業所は少なくて、選べる状況にはありません。
それでも、一定程度はA型を探す方がいて、その理由を聞くと

本当は就労移行支援でじっくり準備して企業就労したい。でも、何ヶ月も無収入では生活ができない。

という声がありました。

B型の工賃では生活できず、いきなり企業就労も続かない。そんな苦しい中でA型に可能性を見出しているのかと思います。

とはいえ、A型も事業所として儲かっているとは言い切れず、まさに戦力になる方しか雇用できない状況もあります。

記事にある通り、利益にならないポイントに力を入れて支援している、そんなA型は事業継続ができなくなっていくのだと思います。

報酬改定があるたびに、大きく左右される福祉施設。この状況では支援者たちの待遇は良くなっていかないでしょうし、安定もせず、良い人材が泣く泣く業界を去っていく話も聞きます。

A型がつぶれれば、そこを利用していた利用者さんたちの生活は一変します。
元々、変化が苦手な方が多い中で、不安定な制度の構造により割を食うのはいつでも障害のある人たちだなーと複雑な気持ちです。

衆議院議員選挙があります。
本気で障害者福祉、特に僕は就労系の分野の事を考えてくれる候補者に投票したいと考えてます。

とはいえ、他力本願ばかりではなく、自分にできる事をやっていこう。

今は情報発信。
地域の、まだ情報が届いていない方々へのアプローチに動いてます。

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