苦しみ9割と嬉しさ1割。 #09

小さい頃に始めたものは全てが楽しかった。
すべてがキラキラしていた世界。
大人の世界はとても楽しそうで、いつも刺激的。
わたしの家庭環境は、まわりには大人が多く、自分が大人と勘違いしていたくらい。
周りの人は鏡と言いますが、ちょっとこれは違うような。ですが、小さい自分の中でも開拓していきました。

わたしのスポーツ歴(習い事)は、少年野球、ソフトボール、陸上…こんな感じです。
球技系は基本得意です。水泳は苦手。身体が沈むから。きっと筋肉量が多いと自己判断しております。

その中で、やはり始めた当初、とても楽しかった。出来なかったことが出来ることってとても嬉しい。
なので、やり甲斐を感じていた。

けど、陸上競技はわたしにとって違く…
楽しいで終わらせればいいものの。
高校生から本格的に始め、31、2歳まで。
約17年間くらい続けた陸上。

追究すればするほど、苦しくなる。成績を残せば残すほど、わたしの伸びしろは狭くなる。

どこに糸口があるのか。小さい穴に糸を通す作業に似ている。あれも違う、これも違う。試行錯誤して、主観と客観をすり合わせる。
このプロセスの時間が醍醐味でもあるけれど。
実際少し苦しい時間でもある。

あーでもない、こーでもない、
今回はこれをテーマにしようと動かして、作り上げて。毎日、自分自身の感覚作業。ビデオチェック。

こんな作業が続くのですが、
それが試合で成果として出たとき。
この感覚が言葉では表現できないのですが、繋がったときの感覚は、『やってよかった』と思える感覚になります。

そんな感覚を得て、体感すると、
『またもう一度』のために、再び苦しい作業に入っていきます。味わいたくなるのです。

いいとか、悪いとか、そんな話ではなく。
ただただ、楽しいだけではなく、苦しさがあるから、喜びなど分かる。

そして、この取り組んだ時間、“プロセス”の時間はわたしの人生にとっても大きなモノとなってます。
陸上“以外”の時間で活きてきます。
それが出来た、出来ないではない。
そこに向かって、どう取り組んだか。これが大切だとわたしは思います。

またひとつ、自分の“軸”が生まれるのかな。

すべてやってきたことは自分にとって大きな財産。
それをこれから、どう活かしていこうか。
それはわたしにしか出来ないからね。
十人十色。わたしはわたしのカラーで。
みんなはみんなのカラーで。

今日も楽しんでいこう。
明日も楽しんでいこう。

楽しいだけじゃ、つまらないけど、
苦味もたまには感じて。
いろんな経験を積んで、深みのある人間に。

30代もこれからこれから。
(自分に言い聞かせてます)

今日は、このへんで。
ではまた。

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