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宇宙のしくみ、心のしくみ まえがき

私は、昔からなんでも仕組みを知りたがる仕組みマニアでした。
子供のころにはよく、父のドライバーを拝借して時計を分解したり、あらゴミの日にテレビを拾ってきて分解したりして、中身を確かめずにはいられない性格でした。
その性癖は年をとっても変わらず、わからない原理があれば、とりあえず調べてみていました。
 そして、その中で最大の謎は、自分という存在でした。
 私という存在は、どうやって意識を持ったのだろう、その疑問は高校生くらいから持ち始め、心理学の本なども色々読みました、フロイト、ユングから始まり、アドラー、マズロー、さらにトランスパーソナル心理学を知り、ケン・ウイルバーの書籍、神秘学系のシュタイナーや、グルジェフ関係の本まで読みましたがまだ、分かりませんでした。
 そして、20年くらい間に量子力学についてわかりやすく解説されたヒッポ・ファミリークラブから出版された「量子力学の冒険」を読み、宇宙の成り立ちのあまりの奇妙さに呆然としました。
 さらに最近、慶応大学の前野隆司教授の『脳はなぜ「心」を作ったのか―「私」の謎を解く受動意識仮説』を読み愕然としました。
 
 そして、その中で、ぼんやりとしてではありますが、意識と宇宙の関係についてのある仮説が私の頭の中に浮かんできました。
 これから書く内容は、あくまで科学者でもない、一市井の物好きが個人的に調べた事柄から推理した宇宙の仕組みと心の仕組みです。
 もし、そうしたことにご興味があれば、読みすすめてみてください。

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