メガネの法則
だあー面白くない!!
そう思うことが多々ある。
そこで、これは、一発芸とみなして、考えることにしよう。
〈メガネの法則〉
メガネを探していてら、別の探していたバットが見つかった・・・なんてことがある。この法則を一つのメガネの法則と名づける。
このようなことは、たくさんある。
例えば、全身を鍛えようと、素振りを始めたら、足が鍛えられ、美しい細い脚ができたとか、数学やってたら、科学ができるようになり始めたとか・・。
このような法則は、たしかにあり、しかも、無意識に訪れるものである。
しかし、“探さなければ、見つからない”ということもあるから、注意が必要だ。
問題は・・・・
①メガネを探してる・・意識的に
②バットを探している・・無意識に
③メガネを探しにいったら、バットがみつかった・・無意識に
このようなことである。よく言われることは、思うことは変えられないということだ。
これは、悪い意味でも、いい意味でもないと思っている。というのも、そもそも、そうなのであるとしたら、それに文句や、悪いこともしくは、正論や、良いことを述べても意味がないからだ。
このようなことが言える。
探している数だけ、みつかるという一つの法則だ。
思考実験をここでしてみると・・
パターンA
①メガネを探している
②バットを探している
③本を探している
④ペンを探している
メガネを探していたら、ペンと、バットと、本がみつかった
パターンB
①メガネを探している
②バットを探している
③本を探している
④ペンを探している
⑤リモコンを探している
⑥ノートを探している
メガネを探していたら、ペンと、バット、本、リモコン、ノートがみつかった
さて、どちらが、探し物をより多く見つけられたでしょうか?
答えは簡単、パターンBの方である。
お気づきのひとがここでいるでしょうね。
そう、探している数が,多いほど、意識的に探していることが、一個であっても、“メガネの法則”だと、探しているモノが見つかる確率は、パターンBの方が遥かに、多く見つかるということだ。
“探さなきゃみつからない”
“求めよ。さすれば得られん”
こうした言葉は、まるで、このメガネの法則のようなことを言っているのではなないか、と思ってしまう。
であるならば、欲たましく、探し物をすれば良いのです。それが、多ければ多いほど、見つかるメガネを探せば、見つかるのです。(笑)
ここで、ひとつの問題があるようだ。
すなわち、このような問題だ。
欲たましいって、欲があるのに、欲ないことですよね(笑)とか、探してみつかっても、欲は良くないようなあなどという言葉にあるように、“欲”が、悪いということだから、探せば探すほど、欲たましくなるということならば、良くないことになるということ。
これは問題だ。
これに対する答えばみつかる。
それは、執着と、欲の関係である。
執着を手放せる力、離心力が、ある分だけ、その探している欲を増やすことができる、ということ。
この欲と、執着を手放す(離心力)、知性といったものは、かなり、関係が深いように思う。
知性は、ある意味すぎれば,欲たましい者に見えたりするものだ。
というのも、知性あるひとは、そうでない人に比べて、何か好奇心旺盛で、なんでもかんでも知りたがり、したがって、それが、欲のようにみえてしまうからだ。
では、どのようなひとが、離心力に優れ、欲を支配しながらも、知性があるひと、となり得るるのか?
ここで考えてみよう。
これは、基礎と、応用の関係に似ているところがあるので、合わせて紹介しよう。
例えば、ある科目なんでもいいけれど、算数として、算数が、一問できたら、2問目と、移っていく。
段々、展望がみえてきて、なんでこうなるのだろう?と、好奇心が湧きはじめる。
しかし、ひとによっては、基礎ばかりやってそれで、最低限だけしようとするひともいれば、もっと、応用させたいと思うひともいるでしょうから、2パターンにわかれる。
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