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16PersonalitiesとMBTIの誤認について思う事

はじめに

16PersonalitiesとMBTIは良く誤認される。結果表記はそっくりだし、ネットでも大体同じ物扱いされているが、双方が別物だと声明を出している。だが知名度などのバランスで誤認が進んでしまった。今回はこれに関して思う事を書く。


16Personalitiesのいい点と悪い点

大抵の物はいい点と悪い点がある。火のお陰で料理を美味しく安心して食べれるが、火の影響で生まれた被害は腐るほどある。多くの人に望まれる平和ですら格差を助長する。これらと比べれば小さいが16Personalitiesにもある。

いい点はMBTIの知名度を跳ね上げた事だ。高い上に予約制のMBTIと比べてネットでの無料の診断のお陰で試したくなればすぐ試せるのは素晴らしい。その上に話の種にしやすく、結果もイメージのしやすいキャラクターと名前付きでなぞの英語4文字よりも数段分かりやすい。これのお陰でMBTIの知名度は100倍くらいになったと思う。

悪い点は16PersonalitiesがMBTIと誤認された点だ。よくMBTIがよく変わると言う人がいるが、MBTIは思考の利き手だ、利き手ががそんな頻繁に逆に変わらないようにそんなすぐには変わらない。だが16Personalitiesは社会適応をベースにしているから簡単に変わる。詳しくは下記の動画を見て欲しい。双方の理論が別物なのが非常に分かりやすくまとめられている。
「https://youtu.be/IgmEuRtKG-4?si=Is8fpNYZvBRlaOei」


今の状況

上記で書いたが16Personalitiesはいい点と悪い点があるが、私はこの現状があまり好きじゃない。MBTIは心の利き手を正しく見つける事を重視している。だから自分に合ったベストフィットタイプを見つけられる。

だが16Personalitiesはその時の行動タイプを簡易的に見る物だ。今を簡単に見つめ直すツールであって心の利き手を見つける物じゃない。双方の特性が真逆なのに混同が起きると、同じ言葉でも噛み合わない状況になる。

同じ言葉で意味が合わなければ会話が成り立たない。せっかく同じ興味を持っても、同じ言葉で指すものが違うと同じ話でも通じない。結果的にそこから摩擦が起きる。それが今の状況だ


私の考え

私はこの状況が好きじゃない。せっかくMBTIと言う話題で多くの人が個人差に注目して違いを理解出来る機会なのに、間違って認識されて価値がなくなるのは嫌だからだ。

だが、好きじゃないからと言って現実は変わらない。私がMBTIについて知ったのは16Personalitiesおかげだし、双方を別物として使えば非常に有用だ。だけど16PersonalitiesとMBTIが別物と言っても、多数派の側からすればこの意見は個人の単なるわがままに過ぎない。

だから、せめてもの足掻きでこの記事を書いた。この記事を読んでくれた読者の皆様には、このような考えがある事を覚えていて欲しい。

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