クリプト 6月以降どうなるか

みなさんこんにちは。今日は6月以降クリプト市場がどうのようになっていくのか個人的な考えを書いておこうと思います。自分が得られる範囲からどのように相場を見ているのかを共有することでみなさんの考察の手助けになれば幸いです。

もう一段階大きな下落が来る

BTCは年初来から40%程度下落した水準にありますが底打ちはもう少し後だと考えます。クリプト市場だけを見ればTerraの崩壊など大きな負の要素を織り込んでこのレベルをキープできているのは上出来だといえます。
しかし、当たり前ですがBTC/USDというのはドルから見たBTCの価格です。BTC自体の価格が変わらなくてもドルがBTCに流れてこなければ価格は上昇しません。そこでマクロの視点でも見る必要があります。

アメリカの政策金利の目安となる短期債利回りは2.8%程度をつけてから横ばいで推移しています。少なくともFRBは金利をこのレベルまで引き上げることになります。現在の金利が0.75%であることから一回に0.5%ずつ上げたとしても4回の利上げが待っていると言えます。

しかし予想外に市場がクラッシュすれば、市場はFRBが利上げを行えないと判断し、利回りは低下してくることが予想されます。2018年の時は9回の利上げを行ったのちに市場が崩壊しましたが今回は既に崩壊しています。このことから今後4回の利上げに耐えることは難しいと考えています。そのためここから数ヶ月以内に大きな下落がくると思っています。そしてそれが今回の底になるのではないかと考えています。

想定しているシナリオとして、FRBはインフレ退治を第一に考えているため行きすぎた利上げとQTを行い市場はオーバシュートすると思っています。
そして景気見通しの悪化で一時的に消費を冷やすことで表面上インフレをコントロールできている体にし、金融緩和を再開させあらゆる資産が再び急騰すると思います。しかし、これはいずれさらなるインフレとなって帰ってくるため次のバブルは長続きしないと思います。

株価の動きのほとんどは金利が決めていると言っても過言ではないため、マクロな視点を維持しながらいつクリプトを拾っていくのか考える必要があります。

何を拾うか

ここまで大まかな今後の予想を書いてきました。ここからはその下落が来たときに何を拾うのかについてです。

安全性と将来性からグレードをA、B、Cに分けてそれぞれに対して60:30:10の割合で投資していくつもりです。
A:BTC、ETH      
B:oSQTH、ICP、DYDX、BNB、SNX
C:MINA、JPEG、VSTA、GMX 
それぞれの通貨について細かい説明は控えますが現状買いたいと思っているリストになります。ナラティブが噛み合えばかなり大きなリターンが期待できると考えています。

みなさんは6月以降どのような戦略で挑みますか?