Qwauso の 田舎暮らし

2日ばかり小雨のばらつく寒い日が続き、外に出るのも億劫で無為の日を過ごしたので天気の良い
12月2日に近くの山に登って見ました。

遊歩道入り口の看板

滑床渓谷の万年橋から入山、目黒川本流の渓谷沿いの遊歩道を遡る。途中には江戸時代の物と思われる氷室の後がまだ残っている。

此れは小さい方で最も大きな物も残っていた。

製氷機の無かった時代には、これに川の氷を蓄えて夏場に掘り出して利用した。
千畳敷と呼ばれる広い一枚岩の川床を過ぎ、奥千畳の先の二俣から熊のコルの稜線に突き上げる。
標高900m辺りから昨晩、里に振ったみぞれが雪として残っている。

苔に積もった初雪

8時に出発して11時40分に熊のコルに到着!

奥から登り、右に行く。左は八面山、高月山方面。

天気は良いが風が強い!
八面山、高月山に背を向けて三本杭に向かう。
登りの広い尾根は急こう配で積雪2cm、見上げれば樹氷に覆われた
三本杭の頂上がすぐ其処にある。

三本杭頂上

鹿の食害防止柵のゲートを三度も繰り、12時15分に頂上に到着。
南面の日当たりで風を避け、昼食にする。

50年前のスイス、Sig社製のビバーククッカーを久し振りに持ち出しお湯を沸かす。

寒い山で暖かいカップヌードルは美味しい!


尾根の北面は樹氷が着く。

目の前に樹氷の尾根が広がり、その遥か奥に海が見える!

右手前の山頂の上に白く見えるのは宿毛湾,中央が足摺岬に続く山並みで左が太平洋!

再びお湯を沸かし、コーヒーを飲んで出発、帰りは秋に往復した、桧尾根を下る。 樹林帯の中は3cm程の積雪、誰も踏んでない道を行くのは清々しい!

雪の尾根道を行く。

御祝山(998m)辺りまで来ると雪はまばらになり、

御祝山、明治時代の三角点が残っている。

乾いた急こう配の尾根道を、膝を笑わせ無い様に慎重に下る。
15時19分に登山開始地点に無事帰還、インターネットが使えるのを確認して
Webの登山届に下山通知を送り、松野町のポッポ温泉で疲れを癒し帰宅した。






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