続・9月11日の誕生モンスター一覧

9月11日に初登場したゲーム作品のモンスターを取り上げます。
代表的なモンスターが中心です。

日本国内のゲーム作品で9/11初登場

アクカル〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 幽鬼。ルーツはシュメール神話の吸血鬼〈Aḫḫaru / 𒄴𒄩𒊒〉[アッハル]。
悪魔の干し首〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 物怪。
ア・バオア・クー〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 物怪。ルーツは『幻獣辞典』に記載されている〈Á Bao A Qu〉。
アピス〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 聖獣。ルーツはエジプト神話の〈𓎛𓐑𓊪𓃒 / Ḥp / ϩⲁⲡⲉ〉[ハピ]で、そのギリシャ語表記〈Ἄπις➡Άπις〉に由来。
アピペ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 幻獣。ルーツはエジプト神話の〈𓉻𓊪𓊪𓆙 / Ꜥꜣpp / ⲁⲫⲱⲫ〉[アペプ]。英語表記は〈Apep〉。
アルケニー〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 鬼女。ルーツはギリシャ神話の〈Ἀράχνη➡Αράχνη / Arachne〉[アラクネ]。
アルラウネ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 幻魔。
ヴィー〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 地霊。ルーツはスラブ神話の〈Вій / Вий / Виј / Vij〉。
ウェアキャット〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 獣人。シリーズ作品『真・女神転生』では〈ワーキャット〉に改名。
ウォンロン〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 神獣。ルーツは中国神話の〈黃龍 / 黄龙 / Huánglóng〉[ホワンロン]の広東語名〈Wong⁴lung⁴〉。日本語漢字表記は〈黄竜 / 黄龍〉。
エキム〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 邪鬼。ルーツはメソポタミア神話の〈Edimmu〉[エディンム]で、本作では佐藤有文さんの解釈による〈竜巻魔エキム〉がモチーフであることから、この場合の英語表記は〈Ekimmu〉となる。アラビア語表記は〈إيكيمو〉。続編『Ⅱ』及びアトラスの移植版『旧訳・女神転生』では〈エキンム〉と呼称。
オリアス〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 獣人。
オルトロス〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 妖獣。ルーツはギリシャ神話の〈Ὄρθρος➡Όρθρος / Orthoros〉。OVA版準拠デザインの魔獣ケルベロスの色違い。
カイム〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 夜魔。
カワンチャ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 精霊。ルーツはネパールの神様〈कवांचा〉。ネワール語表記は〈𑐎𑐰𑐵𑑄𑐔𑐵〉。
ギルタブ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 獣人。ルーツはメスポタミア神話の〈Girtablilu〉[ギルタブリル]。アラビア語表記では〈غيرتابيلو〉。
クタム〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 精霊。ルーツはマレー語・インドネシア語で“カニ”《🦀》の意の〈Ketam〉で、本来はクメール語〈ក្ដាម〉[クダーム]の借用語。ジャウィ文字表記では〈کتم〉。
ケツアルカトル〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 魔獣。
ゴースト・イスマ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 物怪。原作小説の登場人物〈イスマ・フィード〉が亡霊化した本作オリジナルキャラ。
コカトライス〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 幻獣。
サンドルーパー〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 物怪。
ストーンカ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 魔獣。ルーツは佐藤有文さんの各種著書に見られるバルカン半島の妖怪〈怪牛ストーンカ〉で、推測表記の〈Стонка / Stonka〉はポーランド語では“コロラドハムシ”の意。本作では『ウィザードリィ』などのゲームに登場する牛型妖怪ゴーゴンの石化能力にちなんで英語で“石”の意の〈Stone〉と掛けたネーミングとなっている。
スライムヘドロ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 物怪。
セベク〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 聖獣。ルーツはエジプト神話の〈𓆋, 𓋴𓃀𓎡𓆊 / Sbk / ⲥⲟⲩⲕ〉。
ゾマ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 邪神。本作発売以前の神坂智子先生の漫画『ゾマの祭り』に同名の神様が登場。なお、本作発売から翌年のエニックス『ドラゴンクエストⅢ』では〈大魔王ゾーマ〉が登場するが、ゾマが由来かどうかは不明。
ソラス〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 獣人。ルーツはソロモン72柱のストラスの別名である〈Solas〉。なお堕天使ソラトの英語表記〈Sorath〉の英語読みでもある。
ターラガ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 鬼女。
タムズ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 幻獣。ルーツはシュメール神話の〈Tammuz〉[タンムーズ]が由来と思われるサソリ《🦂》型の悪魔。アラビア語表記では〈تمّوز〉, ヘブライ語表記では〈תמוז〉。
タランテラ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 幻獣。ルーツはイタリア語でタラント発祥の踊りを意味する〈Tarantella〉で、毒蜘蛛のタランチュラの〈Tarantula〉と語源は共通。
ディーバ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 幽鬼。ルーツはゾロアスター教神話の〈𐬛𐬀𐬉𐬎𐬎𐬀〉[ダエーワ]で、その英語表記〈Daeva〉[ディーヴァ]の発音に由来し、イタリア語で“女神; 歌姫”の意の〈Diva〉と英語では同じ発音となる。
ティホン〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 妖獣。ルーツはギリシャ神話の〈Τυφῶν〉[テュポーン]。
ドーン〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 聖獣。ルーツはチベット神話の〈གདོན་ , གདོན། / gDon〉。シリーズ作品『真・女神転生if…』では〈ドゥン〉。
ドドンゴー〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 魔獣。佐藤有文さんの各種著書に記載されているベヘモスの乗る妖怪がモチーフ。初登場時は神獣バロンの色違いで、続編『Ⅱ』で“妖獣”に分類が変更されてからは円谷プロ制作のTBS系特撮番組『ウルトラマン』の〈ミイラ怪獣ドドンゴ〉と同じく麒麟モチーフとなったことから、アトラスのリメイク版『旧約・女神転生』では『Ⅱ』の聖獣キリンの色違いに変更された。
ナアス〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 鬼女。ルーツはゾオロアスター教神話の〈Nasu〉で、ペルシア語表記は〈نسو〉。
バアル〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 邪神。
バグ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 幻獣。聖獣バクとプログラムのバグを掛けたネーミングだが、イギリスの妖精ホブゴブリンの一種に〈Bug〉がいる。
ハクマ・ブドー〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 幽鬼。
パズス〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 精霊。
バシム〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 幻獣。ルーツはメソポタミア神話の〈Bašmu〉で、アラビア語表記は〈باسمو〉。
バステト〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 聖獣。
バハラ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 魔獣。ルーツはインド神話の〈वराह〉[ヴァラーハ]。
バレフール〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 妖獣。
バンダー〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 魔獣。
ピンクルーパー〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 物怪。
ファライ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 鬼女。ルーツはソロモン72柱のモラクスの別名〈Foraii〉[フォライー]で、佐藤有文さんの解釈によるものが参考となっている。
ファンガス〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 地霊。
プーカ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 妖精。ルーツはケルト神話の〈Púca / Ꞃúcɑ / Pwca〉。
フェンリル〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 妖獣。
フォーモリア〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 妖精。ルーツはケルト神話の〈Fomhóraigh / Fomóire〉。
フォッグ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 物怪。名前の由来は英語で“霧”《🌫》の意の〈Fog〉。見えない悪魔という設定だが、リメイク版『旧約・女神転生』の〈外道フォッグ〉は海賊船長モチーフ。
プルーシー〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 魔獣。リメイク版『旧約・女神転生』で〈魔獣プルシキ〉に差し替えられたが、シリーズ作品『ラストバイブルⅢ』ではプルーシーとプルシキは別種の魔獣と扱われていることから、本作の創作悪魔と思われる。
ヘカーテ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 魔王。ルーツはギリシャ神話の〈Ἑκάτη / Hecate〉。
ヘケット〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 獣人。ルーツはエジプト神話の〈𓎛𓈎𓏏𓁐 , 𓎛𓈎𓏏𓆏 / Ḥqt〉。
マイコニドロ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 物怪。
マッドスラッグ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 物怪。
メガプラナリア〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 物怪。
メデューサのかげ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 物怪。
ヨモツシコメ〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 地霊。
ラケー〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 地霊。ルーツはネパールの神様〈Lakhey〉で、ネワール語で〈𑐮𑐵𑐏𑐾〉, ネパール語で〈लाखे〉。
ラゴーン〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 聖獣。名前の由来は映画『大アマゾンの半魚人』の原題『Cleature from the Black Lagoon』の〈Lagoon〉[ラグーン]からで、本来は英語で“潟”の意。なお特撮『ウルトラQ』及びその続編『ウルトラマン』に同語源の〈海底原人ラゴン〉が登場し、後発のテレビ朝日系特撮番組『高速戦隊ターボレンジャー』に〈暴魔大帝ラゴーン〉が登場する。
ラフィン・スカル〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 悪霊。ラフィンは英語で“笑い”の意味の〈Laughing〉に由来。なお本作発売以前のカプコン(ファミコン版は徳間書店)のゲーム『エグゼドエグゼス』に〈ラブスカル〉が登場。
レムリアン〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 獣人。架空の大陸レムリアの住人である〈Lemrian〉を指す。
ロア〔ナムコ『デジタル・デビル物語 女神転生』FC用(1987)〕: 夜魔。ルーツはブードゥー教の〈Lwa〉。

ダークオパ〔セガ『セガエイジス2500シリーズVol.33 ファンタジーゾーンコンプリートコレクション』PS2用(2008)〕
ハローリングス〔セガ『セガエイジス2500シリーズVol.33 ファンタジーゾーンコンプリートコレクション』PS2用(2008)〕: 原典『ファンタジーゾーンⅡ』では〈ハローリング〉。
ブーブマンのパーツ〔セガ『セガエイジス2500シリーズVol.33 ファンタジーゾーンコンプリートコレクション』PS2用(2008)〕
ブライトオパ〔セガ『セガエイジス2500シリーズVol.33 ファンタジーゾーンコンプリートコレクション』PS2用(2008)〕