続・6月20日の誕生モンスター一覧
6月20日に初登場したゲーム作品のモンスターを取り上げます。
代表的なモンスターが中心です。
日本国内のゲーム作品で6/20初登場
▼イータ・ターゲット〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: エリアターゲット。オリジナル版ではギリシャ字母《Η》だが、ファミコン版では〈Eta〉からラテン字母《E》がコアとなっていて、イプシロン・ターゲット《Ε》と字母が重複している。
▼インフィニティ・ターゲット〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: エリアターゲット。原典のアーケード版では、コアに描かれた無限大記号《♾️》をギリシャ大文字に似せた字母《Ꝏ》の形状だが、ファミコン版では英語で“無限”の意である〈Infinity〉の略であるラテン大文字アイ《I》に変更され、イオタ・ターゲット《Ι》と字母が重複している。
▼ウプシロン・ターゲット〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: エリアターゲット。オリジナル版ではギリシャ字母《Υ》だが、ファミコン版では〈Upsilon〉[juːp.ˈsaɪ.lən ユプシロン / ˈʌp.sɪ.ˌlɒn アプシロン]からラテン字母《U》がコアとなっている。なお、現代ギリシャ語では《Υ》は〈Ypsilon〉[イプシロン]であり、アニメ『百獣王ゴライオン』のイプシロンは《Ε》ではなく《Υ》の方を指す。
▼オメガ・ターゲット〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: エリアターゲット。オリジナル版ではギリシャ字母《Ω》だが、ファミコン版では〈Omega〉からラテン字母《O》がコアとなっていて、オミクロン・ターゲットと字母が重複している。
▼カイ・ターゲット〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: エリアターゲット。オリジナル版ではギリシャ字母《Χ》だが、ファミコン版では〈Chi〉からラテン字母《C》がコアとなっている。
▼ガンマ・ターゲット〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: エリアターゲット。オリジナル版ではギリシャ字母《Γ》だが、ファミコン版では〈Gamma〉からラテン字母《G》がコアとなっている。
▼クサイ・ターゲット〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: エリアターゲット。オリジナル版ではギリシャ字母《Ξ》だが、ファミコン版では〈Xi〉[zaɪ ザイ/ksiː クシー]からラテン字母《X》がコアとなっている。
▼ゴーデス〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: 地上物。アーケード版における正式名称は〈クレオパトラ〉だが、漫画『ファミコンロッキー』ではファミコン版における正式名称が採用されている。
▼シータ・ターゲット〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: エリアターゲット。オリジナル版ではギリシャ字母《Θ》だが、ファミコン版では〈Theta〉からラテン字母《T》がコアとなっていて、タウ・ターゲット《Τ》と字母が重複している。
▼シグマ・ターゲット〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: エリアターゲット。オリジナル版ではギリシャ字母《Σ》だが、ファミコン版では〈Sigma〉からラテン字母《S》がコアとなっている。
▼デルタ・ターゲット〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: エリアターゲット。オリジナル版ではギリシャ字母《Δ》だが、ファミコン版では〈Delta〉からラテン字母《D》がコアとなっている。
▼パイ・ターゲット〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: エリアターゲット。オリジナル版ではギリシャ字母《Π》だが、ファミコン版では〈Pi〉からラテン字母《P》がコアとなっている。
▼ファイ・ターゲット〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: エリアターゲット。オリジナル版ではギリシャ字母《Φ》だが、ファミコン版では〈Phi〉からラテン字母《P》がコアとなっていて、パイ・ターゲットやプサイ・ターゲットと重複している。
▼プサイ・ターゲット〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: エリアターゲット。オリジナル版ではギリシャ字母《Ψ》だが、ファミコン版では〈Psi〉[saɪ サイ]からラテン字母《P》がコアとなっていて、パイ・ターゲットやファイ・ターゲットと重複している。
▼ラムダ・ターゲット〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: エリアターゲット。オリジナル版ではギリシャ字母《Λ》だが、ファミコン版では〈Lambda〉からラテン字母《L》がコアとなっている。
▼ロー・ターゲット〔ハドソン『スターフォース』FC用(1985)〕: エリアターゲット。オリジナル版ではギリシャ字母《Ρ》だが、ファミコン版では〈Rho〉からラテン字母《R》がコアとなっている。
▼グリテリアス〔ナムコ『ドラゴンスピリット』アーケード用(1987)〕
▼グビラ〔ナムコ『ドラゴンスピリット』アーケード用(1987)〕
▼ザウエル〔ナムコ『ドラゴンスピリット』アーケード用(1987)〕
▼ターンアウェインガード〔ナムコ『ドラゴンスピリット』アーケード用(1987)〕
▼デスガーデアン〔ナムコ『ドラゴンスピリット』アーケード用(1987)〕
●デュアルヘッド〔ナムコ『ドラゴンスピリット』アーケード用(1987)〕
▼デルターヴェルン〔ナムコ『ドラゴンスピリット』アーケード用(1987)〕
●トリプルヘッド〔ナムコ『ドラゴンスピリット』アーケード用(1987)〕
▼ペーレントスパイダー〔ナムコ『ドラゴンスピリット』アーケード用(1987)〕
▼モーレイ〔ナムコ『ドラゴンスピリット』アーケード用(1987)〕
▼ラウンドフィーニックス〔ナムコ『ドラゴンスピリット』アーケード用(1987)〕
備考
・テーカン(現・コーエーテクモゲームス)のシューティングゲームの移植版であるハドソン(現・コナミデジタルエンタテインメント)のファミコン版『スターフォース』では、各エリアのボスキャラであるエリアターゲットのコア部分に描かれているギリシャ大文字が、英語における“ギリシャ字母名の頭文字”に由来するラテン大文字に変更され、ギリシャ・ラテン両文字体系に共通の字母がコアになっている〈アルファ・ターゲット〉や〈イプシロン・ターゲット〉などは変更されていないが、、ギリシャ字母やラテン字母と意味が異なる系統やラテン字母が重複する系統が見られる。画像はオリジナル版のギリシャ字母に対応するラテン字母の一覧となっている。
他にもオリジナル版における最重要地上物であるクレオパトラの名称が本作の舞台である浮遊大陸と同名の〈ゴーデス〉に変更され、あさいもとゆき先生の漫画『ファミコンロッキー』や同じハドソンの『ボンバーマン』の隠れキャラの名称にも使用されている。