いろいろな字母が見られる筆記体フォント

画像1 EuroScriptフォント。ドイツ式筆記体で、ラテン・ギリシャ・キリル各文字体系の基本字形がそろっているフォントです。《D/Δ/Д》は文字体系が異なっていても筆記体の字形としては共通であることや、同じ字種でも筆記体では異なることが伝わってきます。
画像2 Poqrik dzeragirフォント。アルメニア文字の筆記体フォントです。エット《Ը》とリウン《Լ》の大文字が基線より下になっているアルメニア文字特有の要素があります。イウン《Ւ》の大文字が小文字と同じになっています。
画像3 Gruenewald VAフォント。ドイツ式筆記体の一種でギリシャ文字が含まれています。左波括弧《{》が筆記体の“つなぎ”となっていて、ラムダ小文字《λ》の前に付加して、本来のラムダの字形を示す形式となっています。他にもラテン小文字エス《s》の変種も含まれています。
画像4 SawardaNubianPubricAlphaフォント。コプト文字から派生したヌビア文字フォントで、大文字も小文字サイズになっています。コプト語に必要な字母もあります。