小樽市石山町について

ラジオを聞いていたら石山町の地名が聞こえてきました。
早速どこだろうとみると、手宮から薬師神社の坂に向かう通りの東側一帯。
地図で見ると東の端に本願寺小樽別院さんがありました。
「本願寺」「石山」といえば、歴史的には、大坂が思い起こされます。
さらに調べるとどうやら無関係のようでした。
では石山町の由来は?

1.小樽港整備するときに、ここから石を切り出した
2.アイヌ語の「シュマサン(石の崎)」からの命名。いしのさき→石山

石山というのは、おそらく荒巻山のことを指しています。
元々荒巻山はかなり海側まで張り出していたらしく、色内大通りが北浜橋の山側でうねっているのは、それを避けたためだったとか。
その山を崩して手宮線を敷き、市街地を形成したのであれば、荒巻山=石山なので、1の「山の石を切り出した」ことと外れていないわけです。
しかも地形的に海側に山が突き出していたわけですから、アイヌ語が言う「石の崎」も間違っていない。
つまり、どちらの説も矛盾していないんだと考えます。

石山と本願寺が無関係だったのは残念だったなあ。
妄想って楽しいのになあ〜。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?