北海道へ行った話10(1497字)
「ぼちぼち上がれる」とは書きましたが、けっこうな坂ではありました。
16℃あれば、簡単に汗は引きません。
ここはかき氷でしょ!!
「9月で終わり」だったらしいかき氷を最初に頼みました。
ギリやん!
体は冷えるし、糖分補給できるし最高最適です!
急激に冷やすのは良くないっていう声もあるけれど、そんなこと言ってられない!
スタジオに向けてメッセージを送ったり、チラ見したりしながら注文したタコロンチーノを待ちます。
僕が着いた11時半後には貸切だったのに、その後には続々とお客さんがやってきて、にぎやかになりました。
はやってるじゃん!
タコロンチーノといえば、前日も湧別で食ったじゃん。
他にも魅力的なメニューはあったけれど、放送でタコロンチーノを刷り込まれていたし、湧別のタコロンチーノもうまかったからほぼ悩まずに注文しました。
どっちも同じような値段ですが、作った人によってソースの味は違います。
みずだこだよ?!とにかく柔らかいんよ!
LIAカフェのタコロンチーノは梅入り個性的で、とってもおいしい。
うめ〜タコロンチーノでしたっけ(o^^o)
少しとろみがあって絡みやすいソースはどうやって粘りを出しているのだろう。
連続で食べても両方おいしかった!ごちそうさまでした!
スタジオの壁を見ると、サインがいっぱい!
中には小樽のミュージシャン花男さんのサインもあったので、写真を撮っておいた。
そのうちネタに使おう。
居心地が良くて、結局1時間半もいた。
この後は流氷館と北方民族博物館を見学する予定なのだが、はや時間的に危機感。
ぼくは資料館とトイレは長いのです。
博物館まで30分はかからないはずだけど、2時間いたら3時半を回る。
さらに移動したら2軒目に着くのは4時前。
やむを得ず、北方民族博物館を優先し、流氷館はあきらめました。
しかしね、潮見側から北方民族博物館へ行くのは厳しかった。
ずっと上り坂だったし、途中からは森の中。
舗装したきちんとした道もあるようだけど、案内のままに走ってしまったのが良くなかった。
けどシクロクロスなので、山の中とてひどくなければ走れます。
疲れていたので、ちょうどいい。
引いたり乗ったりして博物館に到着です。
なかなかでっかい建物で、期待できます。
なにしろ北方民族を専門に扱っているのは、ここだけらしいから。
内容を細かく見ていくと、対象が大きすぎ、全てを記憶することは不可能。
なので、全体像を把握することしました。
北方民族の中で一番南なのが北海道アイヌだということはわかりました(そんだけか)
そして各地にいる北方民族が未だほぼ独自文化を維持していることを思うと、アイヌは日本人に同化してしまったのが理解できる。
その過程がどうあれ、固有文化を失うきっかけを作ったのなら罪深い面もあるだろうけど、浅い認識で断罪できる問題でもないですね。
出てきたら予想通りの3時45分。
今度は市街地に向かって坂を下っていきますが、この坂がめっちゃ急坂!
ほっといても60km/hくらい出てしまうけれど、この類のくだりは路面が悪いことが多いので、スピードは控え目に。
と、その時のこと!
胸元に何かがぶつかったと思ったらシャツの中に虫が入りました。
次の瞬間ちくっ!ときた!
うむ、何者だっ!
すぐに自転車を止めて胸元をチェックしたけれど、犯人は逃走した様子。
刺された箇所は少し痛むだけで、神経系に作用している様子はないし、熱っぽくもならないので、そのまま坂を下って、駅前を少しうろついたあとに網走ロイヤルホテル入り。
朝来たから「ただいま」か。
自転車は館内の端っこに入れさせてもらえました。
壁に持たせかけるよりひっくり返した方が安定するよね。