大阪へ行ってきた(1)宇陀
苦渋の選択でした。
天気予報が好転せず、自転車はとりやめにしました。
結局ただのドライブじゃん。
翌日以降もどうなるかわからないので、自転車は積み込みました。
名張までたんたんと高速道路を走って街の入り口で休憩しながら考える。
このまま走れば、宿まで1時間半程度で着いてしまうんですもの。
点と点を結ぶ旅と、同じ道を戻るということを避けた結果、とにかく五條まではまっすぐ進むこと。
宇陀は通るけれど街を散策するほどには時間がないので、苦肉の策として造り酒屋への立ち寄りを検討。しかも宇陀にも複数あるし、上市、下市にもある。
適度に時間がつふせるし、蔵でしか買えないような酒も買える。
名張のいわゆる旧市街を走っていくと、イベントをやっているみたいで、やたらと道が混んでいた。
自分が知っている名張はもっと近代的な街なんだけど、認識との隔たりが大きすぎて驚いた。古い街の雰囲気がちゃんと残っていて、探索する価値のある街です。
変な話、主要道路なのに歩道と車道が分けられていない箇所さえある。
でも道幅は広くて、窮屈な感じはない。
むしろ高い建物がないので、開放された感覚さえある。
そういう街でした、名張。
宇陀についたら道の駅も素通りで久保本家さんへ。
駐車場もわかりやすくて、うれしいお店。
すぐ裏の古い道を辿ると古い蔵があって、中にびんがいっぱい並んでいる。
顔が緩むのがわかる。
迷わず原酒を買う。
濃くてくせのある酒をロックで飲むのが良い。
ご近所の芳村さんは日曜休みなのか、店売りしていないのか、入り口が閉ざされていたのでスルー。
宇陀松山は10年くらい前にも訪れていて、今回が2度目。
しかし入り口や散策した箇所、目的が違っていると、街の雰囲気がまるで違います。そのギャップを埋めるためにももう一度ゆっくり訪れてイメージを完成させたいと思いました。