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国稀(668)


三役揃い踏み!

増毛といえば日本最北の酒蔵、国稀。
ロードバイクでオロロンラインを走るにあたり、この地域を調べたことで知りました。
浜益の風景と切り込みと国稀が、ぼくの中で有機的に結合しブランド化されました。
切り込み、なぜか近所の魚が小分けしたものを安く仕入れてくるので、簡単に入手できるのです。景色はGoogle Mapでフォローするしかない。
問題はビンだ、国稀だ。
知り合いの酒屋に頼むと、「10ケース単位」とか言う。これだと送料無料。
そりゃそうでしょうよ。
増毛がいかに遠いかを実感するのでした。
その国稀、小樽なら至る所で売っていました。
スイーツを買いに入ったコンビニにすら置いている。
飲みきりサイズを迷わず買いました。

これをどうしても家で飲みたいわけです。
手荷物として預けることはできないので、機内持ち込みになりますが、布一枚のトートバッグなので、手で運ぶにしてもリスクはある。ちょっとした拍子に柱に当たると言う事態もありうるので、最低限の保護は必要。
荷物整理していたら、はいていたレギンスが目についた。
小樽ラガービールと国稀。
ふむ、これは使える。
レギンスの裾をしばって、小さなハンカチ類で包んだ瓶を入れる。
まあ何もしないよりはマシ、みたいな。

寒い地方の酒にしては、クセがない。
多少飲みごたえがあって重さを感じますが、スルスルと入っていきます。
上善如水を重くしたような(味は違うけど)。
もう少し飲みにくい酒を想像していたのに、スカされました(^○^)
昨日の小樽ラガーに続き、今夜も北海道の酒。
とてもいい夜になりました。
そして小樽はつづく。

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