恋のエキストラ
Kanの「エキストラ」
いい曲なのよ、泣ける。
しみじみ泣ける。
涙がじわりじわり出てきて、気づくと顔がクシャクシャ。
とにかくラブソングなんですよ。
自虐的な匂いもするけれど、「好きです 好きです」って繰り返すからラブソングなんですよね、きっと。
一方的に好きだと言っているだけだから、のっぺりとした曲かというとそうではないんですね。
歌詞に転結があって、最後にはオチのような歌詞が来て、少し悲しさが残る。
Kanさん、歌詞を大切にする人だなって感じます。
しかしあえて言う。
「それでいいの?あなた」
歌詞の中には何を書かれていないので、2人の関係も何もわからない。
わかっているのは彼女が彼のことを好きだってこと。
しかも強烈に好き。
きちんとした文章で、感情をキレイに表現しているから、感情の乱れを感じるほど好きではないんだろっていう見方もできるけれど、いくらなんでもそこまで斜から見てはいけない。
さらにムダ全排除。
だれかに読ませたい歌詞だわ(笑)
アプローチしたの?
当たってみたの?
砕けてみたか?
命まで取られるわけじゃないだろ、当たって砕けちまえ!
後々後悔するよ。
あなたの言い分わかるけれど、それ恋に恋してる自分をかわいいと思ってるだけじゃないの?
人生長いんだよ、攻める時は攻めないと。
恋のみならず、すべてが同じ経過をたどってしまうんだよ。
こういうイジイジした歌詞見てるとイライラするんだよねー!
でも歌には泣くんだ。
乙女とかいうんじゃなく、恋愛沙汰って男女共通だもんな。
「歌の世界ってそういうもの。現実を重ねてはいけない」っていう人いるし、それよくわかるけどさ、イラつくんだ。
まだ記事を書いてないんだけど、木綿のハンカチーフもそう。
「何が木綿のハンカチーフください」だよ。
恋は落とし話しじゃないー、実現するものなんだから。
あんたも東に行って彼を問い詰めて見なさいって言いたくなるのね。
恋は駆け引きってあるじゃん。
「ぼくは帰れない」とか言いながら、彼女からの押しを待っているかもしれない。
ダチョウ倶楽部を知らないのか?
散々歌をディスっておいて言いにくいんだけど、わたし好きな人がいるのよ。
けど言い出せない。
恋ってゴリ押しすればいいってもんじゃないとも思うのよ。
時と場合によりけり。
それがない時は「ご縁がなかったのかな」って思う。
ダメ元でコクったとして、今よりも遠くへ行かれたらもっと悲しくなる。
だから躊躇する。
好きな男にランク付けなんてできない。
好きな人はOnly One。
だからと言って、「わたしはあなたの人生の中のエキストラ」って自ら言うのは悲しすぎる。この子のケツ押してあげたいな。
歌は歌、現実は現実だとしても、わたしはこの子のケツを押すよ。
だから誰かわたしにも勇気をくれないか。
かの人のように「押すなよー!」って笑いをとったりはしない(o^^o)