リッケンバッカー(938字)
リッケンバッカーユーザーです。
音楽がやりたくて始めた楽器ではなく、欲しくて買った楽器です。
そういうこともあるのです、美しいから手元におきたかった楽器。
ベースギターはおろか、弦楽器含め楽器なんてやったことがありません。
ただひたすらリッケンバッカーベースのヘッドデザインが好きだったのです。
今にして思えばコピーモデルでよかったのかもしれませんが、コピーモデルならベースやめてました。
本物だから続けられた。
「弾かないの?」
これを妻に言われるのが何よりも胸に突き刺さるのです。
リッケンバッカーベースは高いのです。
口を封じるには弾くしかない。
本末転倒じゃないですか、ねえ。
少し弾けるようになったら、デザインの違うベースが欲しくなったりしてね。
何本か買いましたが、ほとんど弾くこともなく処分してしまいました。
ベースを始めて10年。
タブ譜を追うだけですから、本当に下手です。
楽器って、メトロノームを使ったり、バンドしてこそうまくなるもんです。
音楽をやりたいという意志を持たなかったから、1人でボソボソ弾いてるだけです。
最近ちょこっと飽きてきたように思えてます。
外に持ち出す機会も少ないのに、何してんのかなーって。
冷静に。
そういえばリッケンバッカーっていう曲があったな。
あれ、なんでリッケンバッカーだったのかなって、ふと思いました。
歌詞の考察を読んで、「なるほど深い」と。
あくまでもリッケンバッカーはイメージなんでしょう。
フェンダーでは明らかに不似合い、ヤマハなんて論外。
ギブソンならちょっといいかな、けど、リッケンほどははまらない。
わかる人にしかわかんねえんだろな。
改めて考察を読んだら、ちょっとやる気になったかも。
死火山だと思われていたのに、休火山だったのか〜い!って感じ。
改めて自分の演奏ビデオを見たら、昔に比べれば運指が自由になってるようには感じた。
10年前よりは「うまくなった!」と胸を張っていえる。
そんな10才ベーシスト。
おととい、お安いコピーモデルをフレットレスに改造したフレットレスベースをポチッしちゃいました。
フレットレスがどういうものだか弾いてみたいだけで、メインは今後もリッケンバッカーであることは変わらないでしょう。
ありがとう、リーガルリリー。
もう少しベース続けるよ。