ＢＬ短歌とやらを詠んでみた2
こんにちは。
実は今日が誕生日の藤丸です。前回の短歌にスキ、ありがとうございました。嬉しいプレゼントになりました。
誕生日なのに暇すぎて、ＢＬ短歌溜まってきたので、連続でアップします。解説つきです。
解説のエピソードは、短歌を作る時に頭に浮かんでいます。
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おやすみを言わせたくない間をおかずLINE攻撃君は沈没
解説 ラブラブな付き合いたてのカップルの短歌です。おやすみって言われるとこの楽しい会話が終わってしまうから、それが嫌で、相手の返事も待たずにLINE送りまくったけれども、受さんは今や夢の中。という幸せな短歌です。
毒を食むような気持ちで恋をした
君の足元
恋の抜け殻
解説 毒を飲むから、毒を食む(はむ)に変えました！毒々しい魅力あふれる受にハマりこみ、全てを搾り取られた攻さんの屍が転がってるイメージの短歌です。決して幸せな句ではないですが、抜け殻となった本人は、ある意味では幸せかもしれないですね。この中では1番好きな句デス。
君からの返事待つ昼
スマホ依存
いきなり肩を叩かれ落とす
解説 スマホ悲劇。多分この子は迂闊なのでスマホケースにいれてもいないので、画面割れるでしょう。大学生受が学食で攻を待ってる感じの可愛らしい句です。きっと恋が始まったばかりなんでしょう。春っぽいね。
夜(よ)を徹し暖めあってもまだ足りぬ
君と指をからめあう朝
解説 ちょっと色気のある句です。結局朝まで愛し合ってしまった、冬の日の短歌かな。熱烈ですな。
誰よりも先にお祝い言いたくて追いかけた背中新しき君
解説 コレは自分が誕生日なので作った短歌です。攻くんの誕生日前日。一緒に夜まで遊んで別れたけれど、時計を見たらちょうど夜の12時！別れたばかりの背中を追いかけ、おめでとう！と叫ぶ受くん。振り返る攻くんは、1つ歳をとった新しい君って、ことで。そんな光景をイメージして、この句をつくりました。わかりづらいよね。すんません。
もうどうにも修復できぬ傷みなら
せめて僕から君にサヨナラ
解説 気持ちが通じ付き合ったけれども、色々あってすれ違いが増えてきたふたり。好きだけど、好きなだけではどうにもならないときもある。別れを切り出すのと切り出される方、どちらが辛いのか。多分切り出す方も辛いよなと思って書いた短歌です。切り出したのは多分攻くん。
最後、暗い句でしめちゃってすみません。
ＢＬ短歌、解説込みで楽しいので、また書いたらまとめますねー。
いつまで続くやら。