25.武漢ウイルスを歌ったベトナムの「手洗いダンス」に中国共産党が大激怒!大阪の垂れ幕も対象か?
武漢発祥の新型コロナウイルスは、「武漢ウイルスと言うのが正しい」という見解が広まっています。「武漢肺炎」という言い方もありましたが、確かに「武漢ウイルス」というのが正確でしょう。
改めて「武漢ウイルス」の中国語を。
武汉病毒(武漢病毒)
Wǔ hàn bìng dú
この「武漢ウイルス」という言葉が定着していく元を作ったのは、もちろん中国共産党。武漢発祥を隠すことは不可能であるにもかかわらず、その事実を消し去ることに腐心し、アメリカ・日本・韓国などに責任をなすりつけようとしています。
そうした中国の不遜な態度に対して、アメリカのマイク・ポンペオ国務長官が「これは武漢ウイルスだ」と断言しました。当然、中国共産党は反発してますが、ここで出てきたのがベトナムの「手洗いダンス」!
「手洗いダンス」は、ベトナムの保健省がコロナウイルス感染予防で配信し、国民の予防意識を高め成功した動画です。その歌詞にはこうあります。
最近出現したヤバいウイルス
その名はコロナ
どこから来たんだ?故郷は武漢さ
平和な日常はたちまち逃げ去った
この「故郷は武漢さ」に中国共産党は激怒!WHOに工作して「新型コロナウイルスの発生地を明確にすることはできない」と言わせた中国共産党の努力は、もはや水泡に帰しています……って当たり前だと思いますが。
さて、この武漢ウイルスについて中国では隠語が横行しているようです。
武漢(Wǔhàn)はwb、湖北省(Húběi shěng)はhb、パンダの画像は国家安全局、赤十字は赤で10、感染拡大で責任追及される政治家トップ4(武漢市長、湖北省長、武漢の共産党書記、湖北省書記)はF4と表すそうです。しかし、これらはまだ序の口のようです。
昨年末に武漢肺炎の発生にいち早く気づき、情報を流した武漢の女性医師・艾芬(Ài fēn)氏への取材記事によって、中国当局の情報隠蔽に対する世論の怒りが高まったところ、中国共産党中央宣伝部の命令でこの記事は削除され、転載を禁止されました。
ここでひるむ中国人ではありません。ネットユーザーは、当局のネット検閲を避けるために、記事内容を外国語に翻訳するほか、漢字の繁体字版や縦書き版、甲骨文字版、絵文字で内容を表現する絵文字版、モールス符号版、点字版などを作って、SNSなどでリレー式で転載しました。その中には火星文字版や西夏文字もあったとのことです。
この火星文字というのは「火星文(huǒ xīng wén)」または「火星语(火星語 huǒ xīng yǔ)」といい、台湾発祥で、符号、繁体字、日本語のカナ文字、冷僻字(あまり使われない字、見慣れない字)など非規範漢字や符号を組み合わせて作られた新文字です。それには無数の表記がありますが、いくつか挙げてみましょう。
・3Q=谢谢(謝謝 xièxiè Thank you)
・EDD=一点点(一點點 yī diǎn diǎn ちょっとだけ)
・17闘4幻j=一切都是幻觉(一切都是幻覺 yīqiè dōu shì huànjué すべては幻)
・5T頭d=五体投地(五體投地 wǔ tǐ tóu dì チベット仏教の礼拝)
文章になるとこうなるそうです。
99,3Q古力I,I会努力D=舅舅,谢谢你鼓励我,我会努力的。
Jiùjiu, xièxiè nǐ gǔlì wǒ, wǒ huì nǔlì de
(おじさん、励ましてくれてありがとう。私は必ず頑張ります。)
手洗いダンスについては have a good jobから、隠語については、GIZMODO、大紀元時報から、火星文については、マイナビニュース、中国語あれこれ講座、百度百科から引用しました。ありがとうございます。
さて、武漢ウイルスが流行り始めたころ、大阪では次の垂れ幕が掲げられました。
挺住武汉(挺住武漢)
tǐng zhù Wǔ hàn
この「挺住(tǐng zhù)」というのは、災害時や困難な状況の相手に伝えるときの「頑張れ」。スポーツの応援などに適した「加油(jiā yóu=頑張れ)」とは異なり、この垂れ幕では適切な表現です。
しかし、これって武漢を特定してますねw ということは、中国共産党が激怒して「垂れ幕を下ろせ!」と言ってくるとか。。。いやはや、善意の声援が激怒の対象とは、さすがは中国共産党さまです。
皆さんも武漢ウイルスにはお気をつけください。またお会いしましょう。下個隨筆見!