忙しい病(失笑)
「仕事が忙しい」「残業が多い」「休日出勤している」「勉強で休みがない」ことを自慢気に言う人がいる。わたしは彼女らを、忙しいウイルスに感染した「忙しい病」の患者だと思う。
ただ単に「忙しい」人はいる。そういう人は、忙しさに酔いしれてはいない。むしろ、忙しさに嫌気を感じ、ゆとりある生活を送れるように時間の使い方を模索している。
数年前、私も「てんてこ舞い」な時期があった。
2部門の同時爆破の処理をしつつ、あと1部門の不発弾回収をする。ついでに空き時間は2ヶ月後の新入社員研修に向けて準備と、自分自身も新たに2部門の引き継ぎを受ける。松田優作が如き「なんじゃこりゃあ!」だ。
自分の右腕にもう一本右腕が生えてほしい!わたしはタコになりたい!と思った。しかし、何日たっても右手は一本だ。それなら自分の作業効率を上げるほうが早い、これは成長のチャンスだと気がついた。
この経験から、「忙しいはチャンス」と捉えるようになった。
「忙しい病」は忙しい状態にどっぷりと浸かって気持ち良くなっている。ここまで読んだら、忙しいアピールは病気に思えてきたでしょう。
P.S. 勤め先の会社がジムに法人契約しているから、500円で何時間でも使い放題らしい。嬉しくて2日連続行った。右肘周辺と右肩が退職願を出したいらしい。残念、わたし右利き。