
6年間の「中高生の課外活動の情報格差」へのアプローチ、そしてキュリーがこれからどう動くのか?
こんにちは、
課外活動紹介メディアQuliiの代表の王昌宇です。
Quliiがリリースしてから6年が経ちました。
課外活動の情報格差をなくすこと。
熱い想いを持った教育者が、継続して活動できること。
この2つの課題を解決するプロジェクトでしたが、
「果たして、どれぐらい解決できたのか?」
その疑問がずっと心の奥底にありました。
僕らが見えるのはほんの一面でしかなくて、
どれぐらいの人がQuliiを使っているかはわかる。
でも、何割の人が実際に参加したのかわからない。
課外活動に参加する人が全国でどれぐらいいるかもわからない。
イベントによっては7割の参加者はQuliiから参加するけど、
一方全力で広報に協力しても2、3名しか参加しないイベントもある。
Quliiが使われても、使われなくても、
手段にこだわらず、
結果的に、課外活動がみんなの選択肢に上がるのと、熱い教育者たちのイベントに、参加者たちが参加してよかったって言える環境ができればいい。
僕らの持っている課題が解決されて、課外活動を通して新しい教育のあり方を模索できれば、次の時代の教育について深く考えられる。
だからQuliiは掲示板として存在していればよくて、
段々拡散していく中で、みんなが上手く使ってもらえればいい。
そう思ってた。
ものすごく受け身の姿勢だった。
結局まだ、課外活動に参加する人って学校の2~3%しかいない。
これからキュリーは、
その受け身の姿勢をやめようと思っています。
このままだとQuliiは結局、
「なぜ課外活動に参加するのか?」
「課外活動が果たす役割って何か?」
「既存の教育を変える力が、課外活動にあるか?」
何一つ、自信持って仮説を立証できない。
誰かに、教育を変えてもらうのではなく、
自分たちがもう一回最前線に立とうと思った。
そこで、まず行っていきたいことは、
改めて、課外活動を行っている皆さんのことを、
知りたいです。
もしかしたら6年やってきて、色んな先入観が入ったり、
コロナ後の課外活動への認識がズレているかもしれないので、
今後色んな調査を行っていきたいと思います。
現在、「はじめての課外活動」をテーマに調査を行っており、
可能であれば300名以上の課外活動経験者に調査したいですが、
僕らの情報ではそこまでの人数届きません…
ぜひご協力と、周りの方への拡散をお願いします🙇♂️
中高生に限らず、これまで課外活動をやったことがある
大学生・社会人の方々もぜひお願いします!
今後行っていくこと
情報にアクセスする接点をまずは増やします。
そして本格的に課外活動に関する情報とデータを集約して分析します。
年内で増やす接点はこのように考えています。
1.課外活動ガイドブックの全国への配布
はじめて課外活動に参加する中高生向けに、課外活動ってどんなものがあって、どんな人が運営しているのかを説明する冊子。
今回のアンケートの結果もこちらの中に入れていきたいと思います。

2.毎月発行するイベント情報をまとめたチラシの配布校を増やす
こちら配布してもいいという学校を募集中です!

3.イベント情報拡散コミュニティの設立
情報格差に意識を向けている中高生を募集しており、一緒にイベントのリサーチや、情報の拡散を行うコミュニティです!
まだどういうSNSを使うのか決まっておらず、興味ある方はぜひ一から一緒にやりたいです!
最後に
私たちは、課外活動の持つ可能性を深く信じています。
信じているからこそ、
「課外活動は面白いから、ほっといてもどんどん広がるっしょ」
って勝手に期待してしまっていました。
もう状況が変わることを待つことを、やめたいと思います。
コロナで口コミが途切れ、
課外活動経験者がどんどん卒業してしまい、
今の状態に深く危機感を持っています。
この夏、皆さんが課外活動に踏み出して、
様々な課題解決の現場や自己理解を励んでいる側で、
僕らも勇気出して、課題解決への本気度を高めたいと思います。
ご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。