最近のクイズ傾向
私は歴代最長の距離を移動した12回ウルトラクイズに出ていたウルトラ戦士(アメリカ横断ウルトラクイズで成田のジャンケンを勝ち抜けた挑戦者)の柴田(栄屋乳業)さんから声をかけられた事でオフラインクイズの世界に飛び込びました。今から11年前の話です。
柴田さんからはクイズの文化がこのまま衰退したら、僕たちのサークルはおろか、外の皆から見ても閉鎖された趣味に感じてしまい、全体的に弱っていく。クイズというコンテンツが盛り上がり、更に身近に感じてもらえるようにしたい!だから君の力も貸してほしい!と言われました。
私は地上波のクイズ番組に一回出ただけの女なのに、それでもこんな弱小の私に声をかけてくれた柴田さんのために頑張りたい!と思いました。
早速何個か大会を見た私はある弱点を発見しました。
それは今以上に女性の数が少ない事でした。今だったら女だらけのクイズ大会は数時間もすればエントリー上限以上に埋まる大会になったが、10年以上前は別にそうでもなかったんです。それに女性が好みそうな化粧品やアパレルブランドなどの問題は社会的に有名になったのくらいしか出なかったし、それも申し訳程度でした。
これでは女性たちもクイズやっていてつまらないだろうな!と私は思いました。もう強引なのは百も承知で、男性たちにはクイズとして出したらいいかもしれない!と感じた私は柴田さんに話を振ってみました。
柴田さんはクイズが昔みたいに盛り上がってくれたり、クイズって楽しいよね!と思ってもらえるコンテンツになるなら、それもやってみるのも一つだ。僕たち男性が中々作れない分野だからこそ、女性である君が作った女性向け問題があるってだけで安心感に変わる事だってあるんだ。と背中を押してくれました。
もしかしたら当時の男性たちはそれをつまらないと感じたかもしれない。ただ女性たちがふとした時に聞く化粧品やファッションの問題が何かしらのターニングポイントだったり、勝負に関係なく楽しかった!と感じたりしてくれたら私は嬉しいです。最近は個人だけでなく、番組を制作スタッフさんも女性向けの問題を作ってくれたりする事が増えました。誰かが行動する事でいい意味で変わるのなら、私は積極的に行動するべきだと思います。
そんな私の最近は所属しているどえりゃあもんくらぶ、名Q会がAQL(1チーム最大10人5枠で闘う団体戦のクイズ大会)に出る時は女性向け問題を何問か提出しています。世代関係なく女性たちからも好評なようでありがたいです。
またAQLで女性向け問題を作る予定だが、どのチームに提出しようかな?と考えてます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?