コロンビアU-23代表がオリンピック出場へ前進

Las 5 claves de la Selección Colombia para golear a Ecuador

オリンピックサッカー競技の予選が行われているこの3日間、初陣のアルゼンチン戦の黒星により、アルトゥーロ・レジェス率いるコロンビアU-23代表は熱心に苦痛と向き合ってきた。

試合前、アルトゥーロ・レジェスの名前がアナウンスされると、センテナリオ・デ・アルメニアの観客たちは一斉にブーイングを浴びせた。その1時間半後、そのブーイングは歓声に変わったのである。

この変化はU-23代表が見せた顕著な前半45分に起因する。レジェスの手腕により勝ち、魅せ、圧倒した。前半が終了した時点でニコラス・ベネデッティ、ホルヘ・カラスカル、エドウィン・セトレのゴールにより3-0となった。再び試合に戻ると、監督の采配に応え、43分に後半から投入されたジョアン・カルボネロがとどめの4点目を挙げた。どのようにしてコロンビアは生まれ変わったのか？ここに理由がある。

1. カラスカルの大爆発
前半に均衡を破るゴールを挙げたこのリーベルプレートの選手は、一貫してチームの柱となった。それによりU-23チームは信頼を勝ち取り、アルメニアの観衆に対しても勝利を収めた。
セトレの挙げた3得点目へのパスのように、彼はチームにおいて自分が何をすべきか知っている。しかし個人の力でゴールをこじ開ける力も持っており、この試合でも1得点目を決めた。

2．アルトゥーロ・レジェス。勝利へのスパイス
危機的状態であっても、厳しい状態であっても、レジェス監督のアプローチはアルゼンチン戦の黒星を払拭する手助けを行った。エクアドルの研究を良く行い、ディフェンスラインが高く、サイドバックが高い位置を取る戦術を逆手に取った。選手交代の場面においてエドウィン・エレーラ、ガブリエル・フエンテスやリカルド・マルケスを効果的に使い、相手に隙を与えなかった。

3. センターバック。一つの賭け。
レジェスは敗戦を喫したアルゼンチン戦から4人を入れ替えた。そのうちの一人は怪我をしたケビン・バランタである。
センターバックには新顔であるエディー・セグラとウィジェル・ディッタを揃えた。前半戦はエクアドルが攻撃に対し消極的であったため、効果は不透明だった。しかし後半に入ると彼らは要求された通りの働きを見せ、勝利に貢献した。

4. ペナルティーエリア内の攻防
チリが1-0でベネズエラに勝利した試合を観て、レジェスは更なる賭けに出た。攻撃陣を引っ張っていると見られていたバランタ、ハイメ・アルバラードを選ばなかったのだ。
エドゥアルド・アトゥエスタは引き続き起用され、ライバルにプレッシャーを与え続けた。これにより、チームは前半の勢いで試合を完遂し、結果に違いを生み出した。
エクアドルは後半に入りミッドフィルダーを増やし、試合の支配を試みたが、レジェスの采配により、コロンビアがそうはさせなかった。

5. ニコラス・ベネデッティ、大器の片鱗
ニコラス・ベネデッティは前半の間目立つことが出来なかった。ハーフタイムにおいて、レジェスからサイドバックの手助けをするよう助言を受けた。
後半に入ると見違えた動きを見せ、試合に違いを生み出した。

翻訳元記事：コロンビア：El Tiempo紙
Las 5 claves de la Selección Colombia para golear a Ecuador
https://www.eltiempo.com/deportes/futbol-internacional/claves-de-colombia-para-golear-a-ecuador-en-el-preolimpico-sub-23-454180