コロンビアのヒーローが集うナショナル選手権

2020年2月1日 23:49

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この木曜日、ナイロとエガンとともにナショナル選手権が始まっている。

ロードレースのコロンビア選手権は1月30日から2月2日にボジャカで行われる。参加者はナイロ・キンタナ、エガン・ベルナル、ダニエル・マルティネス、セルヒオ・イギータ、セバスティアンとセルヒオ・エナオなどそうそうたるメンバーだ。

この選手権は2月11日から16日にボジャカ、クンディナマルカに渡って行われるツール・コロンビア2.1の前に行われ、どちらも国際的に著名な選手が参加することとなる。

コロンビア国旗を纏ったチャンピオンジャージと金メダルは全ての参加者が目指すところだ。

2019年大会は、タイムトライアルにおいてエガン・ベルナルが3位、ダニエル・マルティネスが金メダルに輝き、次点はミゲル・アンヘル・ロペスであった。ベルナルは今年もタイムトライアルとロードレース両方に出場する。

ナイロ・キンタナにとっては新チームのジャージをお披露目する良い機会となるだろう。41kmのタイムトライアルと、217kmのロードレースに出場する。

エステバン・チャベスもエントリーリストに名を連ねた。昨年のジロ・デ・イタリアでのステージ優勝により、病からの完全復活を今年は目指している。日曜日に行われるロードレースに出場予定である。

セルヒオ・イギータは2019年のブエルタ・ア・エスパーニャでステージ優勝を遂げ、U-23世界選手権では4位となった。日曜日のレースは彼にも十分なチャンスがある。

ダニエル・マルティネスは昨年のタイムトライアル覇者であり、今年も意気込みは十分だ。2019年にはペルーのリマで行われたパンアメリカン大会でもタイムトライアルで金メダルに輝いている。

“ナショナル選手権でのタイムトライアルとロードレースにより、ツールドフランスを目標とする私の1年間が始まる。”ベルナルは語った。

しかし出場選手はこのほかにも強力だ。ウィネル・アナコナ(アルケア・サムシック)、イバン・ソサ(チームイネオス)、フアン・ディエゴ・アルバ(モビスター)、クリスティアン・ムニョス(UAEエミレーツ)もまた今大会に出場する。

リゴベルト・ウラン(エドゥケーションファースト)、フェルナンド・ガビリア(UAEエミレーツ)、ミゲル・アンヘル・ロペス(アスタナ)、現チャンピオンのオスカル・キロスといった面々は他のレースへ参加するため欠場する。

この木曜日に大会は始まり、ペスカ～クルセ・イサ～ペスカの区間23.7kmで行われる女子タイムトライアルが8時から行われる。

“今年のナショナル選手権は私の地元で行われる。とても大事なレースとなる。タイトルへ向け全力で戦う。祖国のジャージが印されたチャンピオンジャージを手に入れたい。”ナイロはそう語った。

木曜の9時30分からは男子U-23のタイムトライアルが行われる。

エリート男子の最初の出番は10時からの41.4kmのタイムトライアルである。

“準備を整えてタイムトライアルに臨む。コロンビアのチャンピオンジャージを手に入れられる最初のチャンスだと考えている。それは世界へ向けて誇りを持てる事だ。”アナコナは記者会見でそう述べた。

土曜日にはU-23のロードレースが行われる。アドリアン・カミーロ・ブスタメンテ、ラファエル・ピネダ、フアン・ティト・レンドン、ヘスス・ダビ・ペーニャ、ヘルマン・ダリオ・ゴメス、エステバン・トロ、ケビン・カノ、カミーロ・カストロやエスネイデル・バエスといった選手達がメダルを賭けて戦う。

レースは144kmで、スタートとゴール地点はトゥンハのプラサ・デ・ボリーバルとなる。

日曜日にはエリート男子のレースが行われる。18.1kmのコースを12周する217kmの予定で、スタートとゴール地点は他のレース同様プラサ・デ・ボリーバルだ。

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