アロンソがフェラーリへ?なぜダメなんだい?お互いの望みだ。
この男のフェラーリへの帰還は、モウリーニョがレアルマドリーに戻って来ることと同じ程の熱狂をスペイン人とイタリア人の間にもたらすだろう。鍵を握るトピックを紹介したい。
一番のトピックは新しいチームのボスとなったマッテオ・ビノットである。彼はフェルナンドがマラネロにいた2010年から2014年から、熱狂的なアロンソの支持者として知られている。2つ目のトピックはフェラーリのマシンが2年間メルセデスと同等のレベルにあったにも関わらず、ベッテルがハミルトンに敵わなかったことだ。メルセデスは彼らに比べてドライバーとチームの面の両方において、失敗からの学習とチーム内のシステムの最適化を行った。ベッテル自身のモンツァでの失敗から、ピット内ではメカニックがスペイン国歌を口ずさむこととなった。フェルナンドはパフォーマンスに劣るマシンで懸命に結果を残し続けていたからだ!
3つ目のトピックは熱狂的なフェルナンドの支持者であり友人のステファノ・ドメリカッリである。彼は今ランポルギーニのCEOで、イタリアの各メディアによると近々スクーデリアに戻ると噂されている。ティフォシ達の熱は高まる。なぜならドメリカッリは常にこのスペイン人の帰還に扉を開け続けるからだ。
「フェルナンドの帰還は、人々の憂慮を解決するであろう。」ステファノ・ドメリカッリ
“それは素晴らしい歴史となるだろう。しかしそれがすべて上手く行くかは分からない。だがその判断が現実となったとき、なぜ否定する必要がある?全てにおいて、フェルナンドの帰還は人々の憂慮を解決する。この決断を彼らにもたらすと、それはフェラーリにとっての問題ではない。フェルナンドにとってもだ。我々はアロンソとフェラーリが共に過ごしたことを覚えておく必要があり、私はフェルナンドが彼の心と精神にそれを刻んでいると信じている。”ドメリカッリはBuild紙のおよそ1週間前に行ったインタビューでそう語った。
「彼がもし今年フェラーリにいれば、100%チャンピオンになると確信している。」アブダビでフラビオ・ブリアトーレはMARCAのインタビューにそう語り、「フェルナンドはフェラーリかマクラーレンにしか戻らないであろう。」とも語った。
ハミルトンとともに革新的な速さを見せるメルセデスは、シートの空きが出るか複雑である。しかしベッテルがその状況を変えるかもしれない。この5年間の取り組みで、フェラーリは2020年を前にベッテルとの契約を取り消すかもしれないからだ。
世間を取り巻く噂ではあるが、ここ何カ月かでそれは真実となるかもしれない。”フェルナンドがマクラーレンに戻るかもしれない”。2008年にそんなことを言ったらSFの世界に等しいと皆が思うだろう。そう、あなたが何を嘘と捉えようと、オファーは2020年にあるかもしれない。ところで、フェルナンドはマクラーレンと長い契約を結んでいる。そして最低でも7月まではトヨタのドライバーでもある。トヨタが2月にダカールラリーのプロトタイプをテストさせる計画があるとされるが、それが上手くいけば、今年の後半は幾つかのラリーにも出るかもしれない。それはマラネロへの帰還を阻むだろうか?
翻訳元記事:Marca紙・スペイン
https://www.marca.com/motor/formula1/2019/01/13/5c3b676b22601d711a8b4624.html
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