ごっちゃにすな。

SMというものが下火になってきた昨今、
SMでありM性感であり 
みたいな店ばかりになっている。

受け身になりたい男性と
虐められたい男性とは
微妙に違うので
その場で会った時、即座に察知しないといけない。

だがしかし。

できてない方が多いのではないの?
と見ていて思う。

自分は攻める側であり まではよろしい。
だから上から目線でいい というわけではない。
何をしてもいいわけではない。
相手の体を読まなければならない。

攻める という引き出しが多い人ほど
本指は増えるでしょうね。

体のどこに何があって
どこをどうするとこうなる
ということを確実に知っていること。
さらに演出として
上から見ることもできる、
本当に
いやらしい気持ちもちゃんと持ってる、
この人をいかせたい と本気で思える、
厳しく命令することもできる、
母のようにもなれる。
時には受け身もできる。

最後のはできない方、多いことでしょう。
M性感にいるのだ という意識が強すぎる方は。
でもM性感はSMではない。
常に上から攻めるだけではないのです。

例えSMのジャンルだとしてもピンキリあるけどね。


それでも若い人は妙齢の方よりも需要が多いとは思う
そこがミソで、若くて綺麗な女性に虐められるのもゾクゾクする
という趣向の男性もまあまあいるということ。
とある若い方がたくさん所属している有名店にはマニュアルがあります。
そのシュチュエーションがウケてる。
そこに技術は求められていません。
お相手はそこそこの技術があればラッキー
くらいにしか思ってません。

昔ながらの古いSM口調、(好きな人もいるけど)
反応の良い方に対して調子に乗る、
どこの部位がどう感じるのか
勉強しない、してもわからない、感覚が掴めない。
(教えられる人が本当に少ないのもある)
相手の気持ちを読むことも
体の反応を読むことも
できてない。
爪が長すぎ。ネイルも推奨しない。

相手の体のここをこうしたらこういう反応がくる 
強弱は人それぞれだけど
平均的にはここが『ツボ』という場所はあります。
なんとなくここらへん じゃなくてピンポイントであります。
多少奥とか手前とかあるけど

よくその系の媒体やら日記やらで
ドライ成功率90% とか
確率上がった!とか
書いてる人いるけど 
だいぶぼんやりしとるなあと思いながら見てる。
確率も何もないねん。
それは「自分は技術持ってます」っていう
ただの営業的主張であって
すごく当てずっぽう、適当な言い方。

ここをこうしたらいわゆるドライになる。
というだけのことです。
男性型ドライが得意な方も
女性型ドライが得意な方も
それぞれ。
それは攻め側だけのことじゃないし
受け側の素質や経験値も趣向も必ず絡んでくる。
ただ
攻め側がきちんとピンポイントで
そこを知ってること
は大前提だけども。

M性感は攻め側の体の負担が少ないからと
この世界に入ってくる人は多い。
それは逆に男性の体に負担がかなりある
ということでもある。
もしかして、男性だから大丈夫とか
思ってないだろうか。
全然そんなことないから。

楽して稼ごうとするな。
そして
M性感はSMではない。
頭も体もめちゃくちゃ使う仕事です。
毎日がアップデートの仕事です。

ごっちゃにすな。


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