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それでもまだ、劇的な変化はしていないようにも感じられる日々

ふと、「今のことをあとから振り返れるテキストがあったほうがいいんじゃないか」と思った。自分で見るだけのメモや文章を残す習慣は昔からあるものの、外に向いたテキストもあったほうが、あとから見返したときに楽しいんじゃないかと。特にこれと言ったきっかけもなく、ふと思った。

友人や家族やツイッターでフォローしてくれている人やFacebookでつながっている人に向けて、特段、有益な情報でもない日記に近い文章をnoteで時々書いていきたい。

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編集の仕事をしている。主に媒体はウェブ。今のところ、2月の頭に想像したほどには、仕事は減っていない。

2月半ば時点で、「あー、これは仕事全部なくなるやつだ」と思って、会社として2行から借入をした。4月下旬に差し掛かった現時点では意外に仕事はなくなっていなくて、むしろ、それにより発生した調整や、追加のお仕事や、ZOOMのMTGや雑談でバタバタとしている。幸い執筆の仕事もいくつかあったので、それを進める時間を過ごした。

編集・ライターさんは意外といきなり収入がゼロになってしまうようなことは起きていないように思う。カメラマンさんは、現場がなくなるため、しんどい状況と聞くことが多い。雑誌は広告収入が主体なので、厳しいという話も聞いた。

音楽まわりでは、ライブハウスやミュージシャンが大変な状況だ。ここまで書いて思ったのは、出版業界や音楽業界は、そもそも斜陽産業だと言われ、中の人たちもそれなりの覚悟があっただけに強いように感じている。それ自体がいいか悪いかはさておき、「不況耐性」があるというのは、今の瞬間は強い。

ITやウェブ業界の人たちは、ある意味、儲かるのが当たり前の世界だったわけで、これからどうなるんだろうと考えている。

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「みんなのために何かできることがあれば」と思うものの自分さえ一寸先は闇かもしれない。自分がつくるウェブの記事の多くは、企業の広告予算の中からつくられている。3ヶ月後、半年後に、「広告に予算を割いている場合ではない」となれば、多くはなくなってしまう仕事だろう。

けれど、そんなに心配はしていない。そもそもが割と楽観的な人間で悲壮感を滲み出すことはそうそうない。自分の場合は、家族や実家があるためそうなる可能性は低いだろうけど、日本にはいざとなれば生活保護がある。「野垂れ死ぬ」なんてことはない。割と、生きていける、ということだと思う。

どちらかと言えば、さながら漫画の主人公のような気持ちで、「もっと力があればなあ」と思う。力とは、経済力だったり…あとはなんだろう。思いつかない。だいたい経済力だ。経済力があれば、資本力があれば、現金があれば、周りの仲間を助けられる。簡単な話だと思う。

適当に書き始めてみたら、ここまでほとんどお金の話しかしていないことに気づく。それなりにお金の心配をしているのかもしれない。そもそも、平時でも、いつも仕事のことを考えている。

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じゃあ生活のほうはどうなんだというと、そもそもがインドア気質なので、大してストレスはない。小学生くらいのときから、本と音楽と映画が趣味で、今もそれは変わらない。放っておけば、ずっとそれらと戯れていられる。どんな状況であろうと、カルチャーはそこにあり、人を育てることに変わりはない

大人になってから増えた趣味をしいて挙げるなら、お酒を飲む時間ができたことくらいだ。と言ってもそれは、お酒を飲むこと自体に楽しみがあるわけではなく、人とのコミュニケーションの場としてのいわゆる「飲み会」が楽しいのであって、今は人と会いづらい状況なので、これが出来ないことが意外とストレスだった。

人と会えないこと自体がストレスなのか、居酒屋に行けないことがストレスなのか…。両方あると思うのだけど、どちらにせよ、両方とも出来ない。

僕は今、居酒屋に行きたいけど行けない世界を生きている。

「想像したこともなかった世界を生きている」という点では、割とワクワクしているところが大きい。


追伸

ただの自慢なのですが、ツイートが跳ねた。記憶があいまいだけど、歴代一位かもしれない。

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くいしん
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