外斜視の手術

私は生まれつき片目が外斜視でした。
父親からの遺伝でしたが、
父親は手術をしたので今は普通です。

女の子で外斜視だと結構悩みました。

友達にはからかわれるし、
好きな人からは、

「お前と話してると
どこ見てるかわかんねーよ」

と言われて、
めちゃくちゃ傷ついて
家で泣いた事を思い出します。

両親に、私も手術したい!
と言っても
うちは貧乏だったので
お金がないからゴメンね、
って何度も断られました。。

でも高校に入ると限界が近づいてきて、
写真を撮るのも嫌だし高校3年生の時、

「就職したらお金返すから手術させて!」

と泣きながら親に頼みこみました。

そして就職前の春休みに手術出来る事に!

父親の時代は入院したらしいけど、
日帰りで出来るとの事。
しかも費用は保険が効いて
なんとたったの千円以下!!

ちょっと親、ちゃんと調べておいてよ(怒)
と何度も思いました。。

幼いうちに手術をすれば
視力も回復するらしいんですが、
私は遅いかも。。
と言われ、実際視力は
全く回復しませんでした。。

麻酔は目の周り一周。。
麻酔がきいてからまぶたが
閉じないように固定する器具を
入れられて、後は目の前に見える
メスにビビりながら手術は意外と
あっという間に完了。

その時私はコンビニと、
レストランの厨房で働いていたのですが、
眼帯があまりに大きく、
接客は客を怖がらせそうだったので休み、
厨房のバイトだけは行ってました。

ただ、夜道を眼帯で歩いてると
おいわさんみたいで、
前に歩いてた女の子は怖かったと思います笑

眼帯が取れたのは2週間後で
入社式には無事眼帯のない
状態で行けました!

これは20年以上前の話なので
今はもっと早く回復出来て実費でも
費用も安いんでしょうね!

テリー伊藤も含め、
今まで他に男の人で2人
斜視の人に会いましたが
誰も手術してなかったけど、
やっぱり女性だと気になるんじゃないか
と思います。

もう写真写りで前より悩まなくて良いんだ!

って思うとかなり自分の外見に
前向きになれた最初の出来事でした。

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