焼き菓子ってね、ぬくもりがやさしいんだよ
晴れた日は秋晴れで
涼やかな風とあたたかな陽射し
お日様も、夏の強烈な生命力をひそめて
「カッコイイけどやさしくないじゃん」
な太陽さえ
少しさびしい陽射し…
そのさびしさは
嫌いじゃないよ
昨夜はちょっと寒くて
明け方を迎えたら
さっそくヒーターにはりつく
冬は好きだけど
体にはきびしい
だけど、このときを
待っていたことがある
スコーンつくろう(*´ ˘ `*)♪
スコーンは
バターを溶かさないことが大切
バターも卵もミルクも生地も
とにかく冷たい状態で!
そんな焼き菓子
菓子だけど
イギリスでは国民食
起源は古くて
16世紀のスコットランドみたい
どちらにしろ
寒い国のベイク
寒くなるのを楽しみに
つくりたかったスコーンを
今朝、焼きました
あんなに冷たさを大事にするのに
するからこそ…
それは土地と季節に寄り添うからで
だからこそ
焼き菓子が焼ける香り
バターの香り
やさしい焼き色…
あたたかさを
すごく感じる
焼きあがって
パクっした瞬間の
バターのおいしさ
小麦のおいしさ…
おいしい~(*^o^*)♪
クリームやジャムと食べる
スコーンも大好き♡
だけど、素朴な
素材たちのおいしさを
何より感じられるのが好き
香りは
すぐに消えて
おいしさも
すぐに消えて
儚いけど
だからこそ
美しいんだよ…