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マイケル・ジョーダン「Step by Step」

中谷 昌文(なかたに よしふみ)著『マンガでわかるマイケル・ジョーダン 成功の法則』(自由国民社)を知人からいただいたので読みました。
本を開いてみると右ページは文章、左ページはマンガになっています。とても読みやすく、絵と言葉で大事なことが心に伝わってきます。
 
中谷さんが、なぜマイケル・ジョーダンの本を出せたのか。常識的に考えて簡単なことではないはずです。
中谷さんは小学3年生から大学までバスケットボールに打ち込み、全日本学生選抜選手として活躍しながら、小中高大200校の指導をしていたそうです。
大学卒業時には実業団からの誘いもあったそうですが、地元広島の中学校の教師になりました。しかし、筋ジストロフィーを患う生徒が亡くなったときに、深い悲しみの淵で「人生は一度しかない。もっと世の中の役に立てるように社会経験を積みたい!」と思い、留学を考える中で、バスケットボールへの情熱が再燃し24歳のときにアメリカへ留学したそうです。
 
そこで、当時世界最高峰のプロバスケットボールリーグNBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)で最高の選手であったジョーダンにバスケを教わりたいと何度もオファーしたというのです。
なんと18回も断られ続けたそうです。それでも諦めずに打診したところ19回目で念願のOKがでて直接指導を受けることができたそうです。
そこからジョーダンと深いつながりができていきます。
ジョーダンが履いていたナイキのスニーカー「AIR MAX (エアマックス)」を、日本で初めて販売することになり大成功。
 
現在中谷さんは数多くの事業を展開しており、その一つが社会貢献活動です。私も知っていた「親のいない子供たちにランドセルを届けるタイガーマスク運動」は、中谷さんが主宰しており、始めてから30年になるそうです。
 
本の紹介と思って書き始めたのですが、前置きが長くなりました。
今回は最初の1を紹介します。
1.なぜジョーダンは「バスケの神様」と呼ばれているのか?
(ジョーダンの実績を知ると)「ジョーダンは自分とは別次元の人間」と感じた人も、多いかもしれません。たしかにジョーダンの身体能力は並外れていましたが、その能力を培ってきたのは、日々の努力以外の何物でもありません。ジョーダンはこう言います。
「ステップ・バイ・ステップ。どんなことでも、何かを達成する場合に取るべき方法はただひとつ、一歩ずつ着実に立ち向かうことだ。これ以外に方法はない」
Step by Step
 
「Step by Step」を目にした瞬間、私は「(人生は)これだ」と思いました。

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