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「自分1人の覚悟=人に頼らない」自然に感謝の思いが湧く
2月19日NHKテレビ22時「作家が語る生きる知恵 小説家・吉本ばなな」があり、最後の方だけ見ました。
視聴者からの質問に、吉本ばななさんが答えていく番組でした。
「大事な人と別れなければないことを考えると、寂しくて仕方がない」というような相談がありました。
それに対してばななさんは、「最後は一人、そう思ったらいい。生まれてくる時も一人、死ぬ時も一人でしょ」と言った。
それを聞いた私は、「人は決して一人で生きているのではない。いのちのつながりからすれば、みんな繋がっているし、実際多くの人のお陰で生きている」と思っているので、ちょっと疑問が湧きました。
しかし続きの話を聞いて納得しました。
「結局は自分1人、その覚悟が必要です」
「人に頼ると、それだけ不満が出てきます」
「自分1人だと思っていると、いろんな人が助けてくれるので感謝の思いが出てくる」
「そういう生き方がいいんじゃないか」
と言う。
大事な人と別れについては、ばななさんご自身が体験したご両親との別れに触れ、「別れを心配するのではなく、生きている時間を共有できていることに目向けたら、とても良い時間が持てます」と話していた。
小説家だからでしょうか、人の心の在り方をしっかりと把握した「生きる知恵」として勉強になりました。
私自身「一人という覚悟」、「大切な人と時間を共有する」ことを心に留め実践につなげたい。