「ついていない」と思った後に「幸運がやってくる」

私はよく道を尋ねられる。
周りには多くの人がいるのに、なぜだろうと思ってしまう。
それと反対に、人に道を尋ねるのは苦手だった。
そのため、約束の場所に道を間違えたりして遅れてしまったことがある。
それから、分からない場合は人に聞くことにした。
 
あるとき車で記念碑の写真を撮りたくて、カーナビを頼りに向かった。
古いカーナビのためか、近くに来ているはずなのに目的地に至らない。
車を止めて「このあたりに交番があったらいいな」と思った。
外に目を向けたら、なんとそこに交番があった。
なんとも不思議なことがあるものだ。
 
こういう時は「ついている」と思う。
逆に、駅のホームに着いたとたん電車が発車したりする場合がある。
こういう時は「ついていない」と思ってしまう。
しかし親しくしている友人が、「ついていない」と思った後に「幸運がやってくるのです」と言った。
いや、そのように考えるよう自分が決意し実践しているという。
それは凄いことだと思い、私も真似することにした。
最初は、なかなかできない。
どうしても悪いことを創造してしまう。
これも継続することで、なんとかできるようになる。
 
まず心が軽くなる。
心配事に心が奪われなくなる。
落ち込む時間が短くなり前向きになれる。
 
なんとも有り難いことを教えてもらったと喜んでいる。